マンガ「図書館の大魔術師」9話のネタバレ感想です。
図書館の大魔術師【9話】ネタバレあらすじ
試験のはじまり
悪夢の筆記試験とも呼ばれる1次試験。
この試験の3日間は、寮の部屋を各自割り当てられ、トイレ以外の外出をすべて制限された状態で行われる。
用意された課題書を目にした受験生たちは、その圧倒的な量を前に選択を迫られた。
それぞれの課題には専門的な知識が求められ、集中力が必要となる。集中力を維持するには睡眠が重要。しかし、眠ると解答するための時間を奪われる。
仮に眠ったとしても、おそらくまともな睡眠をとることはできないだろう。
残された時間は、あと半日
懸命に問題を解くシオだったが、睡魔に抗えず目を閉じてしまう。
夢の中、シオはガナンの元で働き始めた日のことを思い出していた。
冷たい態度だったダムやまわりの大人たちが、はじめて自分を認めてくれたあの日の光景。
眠っていたことに気づいたシオ。
目を閉じていたのは一瞬だった。
シオは
いまの自分がやるべきこと、そして、道を切り開く大切さを思い出した。
図書館の大魔術師【9話】感想
今回のお話、シオが夢の中で過去を思い出す場面がありますが、いやぁー良かったですね!
まわりの大人たちに認められて、声をあげて泣くシオの姿を見て、思わずもらい泣きしそうになりました。あのシーンはずるいです(笑)
これ、ぜったい泣かせにきてるのにゃ~(T_T)
ガナン石工業現場長 ダム=ヤッパン
ガナン親方がシオを仕事場に連れてきたとき、現場長のダムは突き放すような態度をとっていました。
シオに仕事の指示を出したあと、顔を向けることすらなかったダム。けれど、それはシオの見た目を嫌っていたからではなく、何をされても言い返せない意気地の無さに対して苛立ちを感じていたからでした。
「シオ!お前が何かに一生懸命でいる限り、俺たちは仲間だぜ!」
少し手荒だけれど、温かく歓迎してくれるダムたちの手。
村の中で常にのけ者だったシオにとって、生まれてはじめて仲間と言ってくれる人たちに巡り合った瞬間だったと思います。
悪夢の筆記試験
ついに試験の本番がはじまりましたね!
司書試験の1次試験は、通称・悪夢の筆記試験と呼ばれています。世界中から集まった受験生をふるいにかける試験とあって、用意された問題は量も難易度もとんでもないレベルでした。
受験生たちにこの試練を与える図書館側の狙いは、何なのでしょうか?気になりますね。
3日も部屋に缶詰にされたら、頭がおかしくなりそうだにゃ・・・
シオが悪戦苦闘する中で、悠々とクリアする他の受験生たちの存在は脅威ですね。個性豊かなキャラが何人もいるので、今後さらに面白くなっていきそうです!
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