マンガ「星降る王国のニナ」【47話】のネタバレ感想です。
星降る王国のニナ【47話】ネタバレあらすじ
ニナとサジはかつては、盗みを働いて生活していた過去がある。
ニナは少なくとも、そんな生活に戻る事はないだろう。
しかしサジは今も盗みを続けているのだろうかとニナは不安になっていた。
その不安はセトにも伝わっている。
セトの勧めもあってニナは力を使ってサジを捜索することにした。
本当は、自分でもこんな力を使いたくはないと願う。
ニナは力を使うと鳥に自分の頼みたい事を命じることができるようだ。
鳥の力を使うと、すぐにサジを探すことができた。
サジは何やらお金持ちの男と揉めているようだ。
ニナがそれを見かねて仲裁に入る。
話を聞いてみるとサジは金持ちの男から証書を盗み出そうとしたらしい。
サジは現在は、本の印刷を手がける施設で働いている。
この施設では、身寄りのない子供に文字の読み書きを教えることもあった。
サジは子供たちから面倒見が良くて慕われているのだ。
この話を聞いてニナは少し安心した。
帰り際にサジがこちらのことを気にかけて去っていった。
ニナも北条の人たちをどうにかして助けることができないかと方法を考えている。
もしかして力を使うと、人の心までも変えることができるのだろうかと考えるニナ。
しかし、それは可能だったとしても、自分がやっていいことじゃないと苦悩するニナだった。
ニナは人の心までも変えてしまう力を持っているのか、悪い人に利用されないといいニャ。
星降る王国のニナ【47話】感想
元はと言えばニナもサジも盗賊まがいのことをやって生活していた身分。
それはこの世界の身寄りのない子供たちのことを考えたら仕方のないことだったのかもしれません。
でも、そんなサジが今度は身寄りのない子供たちのために読み書きを教えていると思うと感動的ですよね。
よくよく考えると自分たち日本人は、当たり前のように、義務教育があって、最低でも自分の名前くらいは絶対にかけると思うんですけど、教育というものがなかったらそれすらもできなかったんだろうなーって考えてしまいました。
この世界では、我々の世界と違って、読み書きができると言う事はある程度のステータスになっているようです。
この力を使って、盗みをしなくても、生活できるようなシステムができると良いのですが。
盗賊サジも今では子供たちに慕われる側に。ニナよりも、一足先に大人の階段を上ってしまったようニャ。
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