マンガ「図書館の大魔術師」6話のネタバレ感想です。
図書館の大魔術師【6話】ネタバレあらすじ
チャクと別れ、再び本の都を目指し旅を続けるシオ。
彼の中には少しずつ不安が生まれてきていた。
「もし・・・試験に落ちてしまったら・・・」
貧しいシオにとって、司書試験にかかるお金を作るのはとても大変なことだった。
お給料の一年分って、魚が何匹買えるのにゃ?
受験票を買った古本屋で、シオは、自分と同じく司書を目指しているミホナと出会う。
些細な思い違いで言い合いになったシオとミホナだったが、お互いの素直な思いを知り、意気投合していく。
そんな中、本を盗んで逃げる二人組を町の中で目撃してしまうシオとミホナ。
泣きじゃくる子供たちや混乱する大人たち。
町の人たちのために必死になって追いかけようとするミホナの姿を見て、シオは全力で本を取り戻そうとする。
図書館の大魔術師【6話】感想
運命は、まず振る舞いから始まる
今回のお話は、目的地が近づくにつれて不安になっていくシオが、初心に戻って振る舞いを変える大切さを思い出す回でした。
シオは明るく元気でマイペースに突き進む性格に変わったと思ったのですが、実は、弱気な性格はまだ残っていましたね。
「笑いたければ笑って!」と話すミホナに対して「笑いません!」と力強く返すシオ。
失敗ばかりしている自分を変えるため、ハッタリをカマすミホナの姿を見て、セドナと出会ったときの自分を思い出したのかもしれません。
ハッタリカマすミホナはカフナになる、なんか早口言葉みたいだにゃ
ミホナは妄想癖が強いドジな女の子ですけど、根がまっすぐな良い子ですね。
でも、どんなにカッコよくキメても、妄想とドジで全部台無しになってしまうところは思わず笑っちゃいました(笑)
シオとミホナ、二人のやりとりはでこぼこコンビって感じで、見てて面白いです!
息が合った良いコンビなんだにゃ
古本屋の店主ホンジイは、シオが不安を感じていることを一瞬で見抜いていました。
元カフナだけあって、さすが!のひと言。
ミホナとホンジイのやり取りは一瞬だけでしたけど、なんだか孫とおじいちゃんのような間柄にも感じられました。
もしかするとホンジイは、ミホナに司書や本についていろいろと教えていた時期があるのかもしれないですね。
ホンジイの髪留めはなかなかオシャレなんだにゃ
ちなみに、今回一番好きなシーンは、泥棒たちの逃走を止めようとミホナが自信満々で立ちふさがるシーンです。
彼女の行動が、全部ハッタリだと町の人たちは気づいてて、止めようとみんな全力で叫んでいるところ。
見返すとあとからジワジワ笑いがこみ上げてきました(笑)
さて、感動的な別れ・・・とはいかず、最後まできまらなかった少女ミホナとシオの旅。
これからどうなっていくのでしょうか?楽しみですね!
コメント