マンガ「突風とビート」11話のネタバレ感想です。
幽霊と人間は共存することができるのでしょうか?
突風とビート【11話】ネタバレあらすじ
ニケを見失うことになってネモは焦っていました。
山で人を見失うと言うのは、それすなわち遭難と言うことです。
ネモは山の中で、ぐるぐると全く同じルートをさまようことになってしまいました。
ひかりはニケの行動を完全に掌握しているようです。
生きている時に好きだった福ちゃんと二人っきりになったひかり。
福ちゃんはこちらを見て少し顔を赤らめているように思いました。
ひかりはそれを見て、自分ではなく、その視線はニケに向けられたと言うことがすぐわかりました。
2人がそんなことをやっている間に、友人達と合流することになりました。
ひかりの中に、何か、黒い人影のようなささやきが入ってきます。
黒い影は、このまま体を乗っ取って、福ちゃんと幸せになったほうがいいんじゃないかと言う話をしています。
ひかりはこのとき、初めてニケがいつもイヤホンをしている意味が分かりました。
この声を聞かないようにするために、自らを守っていたのでしょう。

謎が次々明らかになるにゃん
突風とビート【11話】感想
ネモは邪悪な神様のような存在に少しずつ気がつき始めていると言うことですかね。
この点、突然のことだったので、違和感があったのですが、ネモも幽霊とかそういうもので、不可思議な現象にはすでに慣れているので、少し現実離れしたことでも受け止めやすいのかもしれませんね。
幽霊はそれ自体が超常現象のような存在だと思いますが、山の神とかそれよりも、さらに超常現象のような力を借りて、その存在を強くすることが可能なようです。
ただ、幽霊にとって存在を強くすると言う事は必ずしもプラスではないと言う事は考えたらわかりますよね。
ましてこの世界は幽霊が人間の体を完全にコントロールして乗っ取ることができるんですから。
この後の漫画のテーマとしては、ひかりがいかに誘惑を振り切れるかどうかにかかってきますよね。
この辺は、最初の頃に、ニケが自分の大切なものをすぐ親友に譲る傾向があると言うことで示されています。
最初から読むとまた印象が違うかもしれません。

毎月掲載してくれるとありがたいにゃん
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