マンガ「図書館の大魔術師」7話のネタバレ感想です。
図書館の大魔術師【7話】ネタバレあらすじ
本の都アフツァックを目指し旅を続けるシオたち。
彼らは、アフツァックの北東部にある街までたどり着いていた。
絶えず雷のような音が響いている製紙の街として知られるエスプレオで、シオとミホナは同い年の小柄な少年「アルフ」と出会う。
頭良さそうな子なんだにゃー
たまたま声をかけてきたチンピラのボライの話が気になったシオ。路地裏を見回していると、地面に真新しい血の跡を見つける。跡をたどると、双尾(フルア)と呼ばれる生き物が傷だらけで横たわっていた。
ボライたちから白い双尾を隠そうとするミホナだったが、なぜかシオは見つけたことを打ち明けてしまう。「大丈夫だから・・・」優しい目で双尾にそっと呟くシオ。三人はボライたちとともに飼い主のもとへ向かった。
「お願いします!この子を僕に譲ってください!!」
飼い主の骨董店にたどり着くなり、シオは双尾を抱えたまま土下座をして頼み込む。
どれだけ殴られても引き下がる気はなかった。
図書館の大魔術師【7話】感想
今回のお話もめちゃくちゃよかったです!
シオ、ミホナ、そしてアルフ。三人とも司書を目指している13歳の少年少女ですが、それぞれが全く違うタイプで面白いです。
特に、今回はじめて登場したアルフは、第1話~第7話に登場したキャラの中でもかなり頭の切れる人物だと思いました。
洞察力の高いシオよりも細かい部分に着目していたり、状況に応じた的確な判断力と実行力を持っていたり。とんでもなくハイスペックなキャラですね。
エスプレオの街の事情に詳しいところをみると、この街に住んでいる普通の少年だと思いますが、どうなんでしょうか?ただ者ではない感じはしますが・・・。
ネコ目っぽいから、きっとすごい少年だにゃ!
ボライから聞いた話が気になったシオは、路地裏で傷ついた希少種の双尾「ウイラ」を見つけます。虐待された痕に気づいたシオ。ウイラを優しく抱きかかえたまま、シオは何を思っていたのでしょうか?
ウイラを飼い主エトーマスの元へ返しにいく流れになり、何か秘策があるのかと思いきや・・・まさかの力技でびっくりしました(笑)土下座居座りで根比べ勝負。
さすがにミホナもドン引きしてましたね・・・。
の、脳筋すぎるんだにゃー
今回のお話、三人の心模様がよかったですね。
シオ、ミホナ、アルフ、それぞれウイラが虐待を受けていることに対して感じている気持ちは違っていました。ですが、物事への向き合い方や考え方は違っていても、ウイラを助けるために自然と協力し合う形になっていく。そこがとても良いなぁと思いました。
あと、ボライさん。見た目だけで悪者扱いしてました。ごめんなさい(笑)
人に歴史ありなんだにゃー
今回から新しい旅の仲間が増えましたね。
シオが名前を考えているときに「雷」を意味する言葉を提案したウイラ。とても謎が多い存在です。
シオの守り神になるのか?それとも?次回も目が離せませんね!
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