マンガ「皇帝の子供を隠す方法」24話のネタバレ感想です。
過去の事を思い出しながら、カイゼンがアステルを気遣う。そして、薬草を十分集めると、宿泊場所に戻り、アステルは目薬を作るのだった。部屋に戻るとカイゼンの膝でテオールが寝てしまっていたので、アステルがテオールを抱きかかえると、寝ぼけたテオールは「お母さん」とアステルを呼ぶ。それをカイゼンは聞き逃さなかった。
皇帝の子供を隠す方法【24話】ネタバレあらすじ
テオールに同情するカイゼン。そして反逆者たちに罠を張る。
寝言で時々母親を呼ぶのだとアステルが言うと、カイゼンは同情するかのように、君が傍にいるのが救いだと言い、さらに生涯親に会えないのは、とても悲しいことだと付け加えるのだった。
ようやくデンツ城に到着し、祖父と再会したアステルは今までの経緯を祖父に話す。
祖父は、アステルの事を労う言葉をかけると、アステルを心待ちにしていた人物がもう一人いると言うのだった。
一方、カイゼンはランベルク騎士団の一部を北部へ向かわせ、わざとレストン公爵達が反乱を仕向けるように罠をかける。
しかし、そうなればアステル様はどうなるのかとベリアンが考えていると、舞踏会の提案書をカイゼンが手にとる。
いつものように却下すると思っていたベリアンだったが、カイゼンはテオールを思い出し舞踏会を許可すると言うのだった。
皇帝の子供を隠す方法【24話】感想
カイゼンの純粋な気持ちがアステルを苦しめる!
何も知らないってわかってます、わかってますが…切ない。
カイゼンの一言一言がアステルの胸を締め付けた事でしょう。
一方でカイゼンは、自分が幼い頃に母親を失くしていたことからも、本当にテオールを憐れんで、同情したのだと思います。

きっと、カイゼン自身も幼い頃寂しい思いをしたのでしょう…。
母親に会いたくて泣いた夜もあったのかも知れません。

カイゼン、テオールに対して本当に優しいにゃ!何も知らないはずなのににゃ~!
だから、本当に純粋に言ったのでしょう、「生涯親に会えないのはとても悲しいことだ」と!
でも、それは、テオールをカイゼンの子だと隠しているアステルにとっては、本当に心をえぐられるような一言だったのではないでしょうか?!

頑なに、テオールの出自をを隠すと誓ったアステルの心も揺らいだかも知れないにゃ…。

君が傍にいるのががこの子にとってせめてもの救いだという、カイゼンの優しい一言さえも、罪悪感が増されて苦しかったと思います!
きっとアステルは悲痛な顔をしていたのでしょう。
そっと、アステルを慰めるブリンの姿がさらに切なさを増させます。
ただ、ここまで来てようやくアステルは祖父と再会します!
テオールも嬉しそう!
祖父以外にもアステルの再会を待ち望んでいる者がいるとのことですがそれはいったい誰なのでしょうか??
一方、カイゼンはとうとうレストン公爵を反逆者にするように動き出したようです。
ベリアンも考えていますが、そうなるとアステル(さらにはテオール)はどうなるのでしょうか??

さすがに反逆者の娘となると、ただではいかないのでは??

カイゼンがその辺りをどう考えているのか気になるにゃ~。
政治に関しては冷酷なカイゼンが、今後、アステルの生家であるレストン公爵家をどうするつもりなのか気になります。
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