マンガ「拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます」第10封のネタバレ感想です。
アナルドが自分が己も他人も含めて感情に疎いことに気づいたのは随分前のこと。
そんなアナルドに対して、「警戒心は強いが好奇心旺盛。嵌まれば溺れるタイプ」と称したのは今の上司でした。その言葉通りアナルドは妻バイレッタに興味をひかれており…。
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます【第10封】ネタバレあらすじ
朝食の際、アナルドはバイレッタの隣に座るだけでなく今日の予定を聞き、一緒に行くとまで言い出します。

モヴリスに言われたことで思うことがあったのかな?
バイレッタは戸惑っているみたいだけど。
帰還兵との遭遇
アナルドと一緒に町に出ることになったバイレッタは戸惑いつつも、アナルドの立ち姿に思わず「うちの商品を着てくれたらいい宣伝になりそう」と思います。

確かに外見だけはかっこいいにゃ。
宝石店を訪れたバイレッタは店の者に褒めそやされて、アナルドの前ということもあり、居心地の悪さを感じます。
まさか離婚予定とも店の者相手に言うこともできず外に出たら、ひとりの女性が軍人に絡まれているのを見かけて…。
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます【第10封】感想
夫婦のお出かけ回ですね。
アナルドはタイトル通りデートと思っているかもしれませんが、バイレッタ絶対思っていませんよね苦笑。
むしろひとりで行きたかったのに何でついてくるの!と思っていそうです。

さすがのバイレッタもそこまでは言えないみたいだけど、遠回しに付き合う必要はないって言っているね。
街に不穏な空気が…
褒められなれていないうえに、夫の前(離婚予定)ということもあって気疲れしてしまった様子のバイレッタ。
そのまま外にでると、ひとりの女性が軍人に絡まれていました。
当然バイレッタの性格なら放っておかないですよね。腕っぷしもあるわけですし。

でもアナルドの登場で戦わずにその場をおさめることができたにゃ。
どうやら一部の帰還兵たちと町の者でいざこざが起こっているとのこと。
長年戦争に駆り出されていたわけですから、ならず者くずれのような乱暴な性格の人や精神的に参ってしまっている人がいてもおかしくないですが…、何だか不穏ですね。
アナルドが軍人ということもあってより何かがあるのではないかと勘繰ってしまいます。
貴族派と軍人派で政治は分断されているようなところがあるようですし。
本人に興味はなくても、軍人として優秀なアナルドのことですから政争にまきこまれないといいなあ。
バイレッタ自身は離婚するつもりでも、今は夫婦です。
政争がさらに激しくなり、アナルドも巻き込まれる形になったらバイレッタもその余波を受けるはずです。
もちろんアナルドはやられたら倍でやり返すようなタイプだと思うので、そんなに簡単には巻き込まれないと思いたいですが…。
興味のないことにとことん抜けている気もするのですよね…。
そして義父といい、アナルドといい政治的なことに関しての興味関心はなさそうな印象です。
権力に執着タイプよりはいい気もしますが苦笑。
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