マンガ「太陽よりも眩しい星」47話のネタバレ感想です。
太陽よりも眩しい星【47話】ネタバレあらすじ
神城が、鮎川と将棋対決していることなど知らず、朔英は部活中も神城に言われた「一緒に帰んない?」で頭がいっぱいになり、部活に集中できずにいた。
一方、鮎川は神城に小学生時代や中学生時代になぜ朔英に告白しなかったのかと尋ねると。
「…中学入ったら なんか距離ができて」
と神城が切り出し、中学入学当時の回想になる。
中学生時代「朔英!」と入学当時は名前で呼んでいた神城だが、部活の先輩や周りの男子に「女子 名前で呼ぶなんて もう小学生じゃねぇんだぞ」とからかわれる。
さらに神城は、廊下ですれ違う上級生に「山小の子かな 小っちゃいね」とヒソヒソと噂話をされるのだった。
授業でバスケの試合をすることになった神城、別のクラスで朔英の身長をからかう男子に張り合うも、自分の身長よりはるかに大きい相手と、身長が小さい自分に苛立つ。
神城は、苦手だった「牛乳」を飲み始め自分を変える決意をするのだった。
太陽よりも眩しい星【47話】感想
太陽よりも眩しい星「47話」の始まりは、放課後神城と「一緒に帰る」ということで頭がいっぱいになってしまう朔英の描写、が初々しい感じとても良かったです。
しかも、その描写も、ありきたりな少女漫画では、女子が憂鬱そうにしているっていう描写が多いのに対して朔英はというと。
力加減ができず、部活前の柔軟で友達を強く抑えすぎたり、テニスのボレーがもはやサーブのように強くなってしまったりと、朔英というキャラが確立していてぶれないのが良かったですね。
河原先生が描くヒロインは、かなり力が強めな女子が多いよね
力が強い。朔英のチャームポイントの1つにゃ!
さらに、神城も鮎川に聞かれることに素直に答えているのに、それに対して鮎川が「お前、話長いな」という切り返しをしていて小気味いい感じ、とても好きでした。
鮎川のツッコミはいつも秀逸よにゃ。すごく切れ味がいいにゃ。
神城と鮎川はライバル関係にありつつも、お互いを認め合っている関係性というのも今回の見所の一つかもしれません。
太陽よりも眩しい星「46話」では小学生時代の神城と朔英のエピソードでしたが、「47話」では中学生時代のエピソードになり、進級でうまれる物理的な朔英との距離を神城目線で見ることができます。
進級しても、まだまだ朔英とあたま1つ分ほど違う身長へのコンプレックスや、すれ違った人から言われる「小っちゃいね」は、さらに強く劣等感を感じさせる出来事だったことでしょう。
低身長男子への「小っちゃいね」は、ヒソヒソでも絶対言っちゃダメだよね!
中学校生活で変わっていくいろいろな環境の変化や気持ちの変化で、神城が1番苦手だった「牛乳克服」のきっかけもやっぱり朔英だったんだなと思える良い話でした。
次回の、太陽よりも眩しい星「48話」もお楽しみに!
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