マンガ「見捨てられた推しのために」24話のネタバレ感想です。
お忍びで訪問したヘリオスは、国のために予知能力を使うようにヘスティアに言いましたが、カエルス優先のため断ります。
それをヘリオスは批判しますが、カエルスのことを言われ黙ってしまいました。
ヘリオスは、ヘスティアになんとか予知能力を知りたいと交渉し、ヘスティアの案を受け入れようと考えたのでした。
見捨てられた推しのために【24話】ネタバレあらすじ
エリニエス伯爵夫人とヘスティア
ヘスティアは、お茶会の手紙を受けすぐにエリニエス伯爵夫人を訪ねました。
エリニエス伯爵夫人とマダム・ハルモニアは、社交界で影響をもつ2人です。
ディアーナは、マダム・ハルモニアを頼りにしていました。
ヘスティアは、その関係の状態をうまく利用しました。
エリニエス伯爵夫人とヘスティアは、良い関係を作ることができたのでした。
水害の被害
以前、洪水によって地方の被害状況を見たディアーナは、貴族に支援要請しました。
ところが、領主はプライドが邪魔をして被害を隠蔽します。
ディアーナの言葉に耳を傾けたのは、ヘリオスとカエルスだけでした。
この支援がキッカケとなり、ヘリオスとディアーナの仲は進展します。
その裏では、ヘリオス不在の状態の仕事をカエルスがすべて代行していたのでした。
見捨てられた推しのために【24話】感想
今回のお話は、エリニエス伯爵夫人と良い関係になったことや、ディアーナとヘリオスが愛を育ててる間に犠牲になったカエルスの行動もよくわかりました。
エリニエス伯爵夫人の気持ち
エリニエス伯爵夫人はかなり身分の高い人ですよね。
貴族の爵位が高い人だからこそ、マダム・ハルモニアの存在は違和感だったのではないのかと思いました。
エリニエス伯爵夫人は、ヘスティアが手紙でなく直接会いに行った行動をとても好印象に思っていたのは、礼儀を重んじるからだと想像しました。
ヘスティアの考えは正解でした。
だからこそ、ディアーナがマダム・ハルモニアを優遇していることに不満だったのだと思います。
帝国の歴史と同じく、爵位も重要な国を繁栄させるために必要なもの。
ただ、プライドはそのぶん高いので扱いづらそうではありましたが、ヘスティアは攻略しました。
社交界の影響力のあるエリニエス伯爵夫人を味方につけたヘスティアは最強です。
ヘリオスとディアーナの育てた愛
ヘリオスとディアーナは、愛の育て方を間違っていたのではないでしょうか。
カエルスとヘリオスは助けるために支援していましたが、なぜヘリオスだけ?
ディアーナとヘリオスの愛が育っていく裏で犠牲になっている人物、カエルスです。
カエルスは、ヘリオスがディアーナとずっといたことにより、国政に影響が出ないように代行してひたすら雑務を1人でこなすという環境になっていました。
これは、次期皇帝になる皇太子として絶対にやってはいけないことですよね。
ディアーナの声に貴族たちが協力しなかったことには理由・・・。
領主がプライドのために隠蔽した事実。
貴族はプライドが高いなら、他に方法を見つけて行くべきだったのではないかとも思えました。
ディアーナとヘリオスの功績だけではなく、カエルスも存在します。
水害の被害にあった領地民を思うなら、国として動いて行くべきだったのではと思いました。
カエルスの裏の努力があってこその水害の支援が成功したことを知ってほしいです。
こんな状況を知っているヘスティアは、怒るに決まってますよね。
エリニエス伯爵夫人ともなにやら作戦を立てていたので、期待しちゃいます。
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