マンガ「見捨てられた推しのために」12話のネタバレ感想です。
ヘスティアはマダム・ハルモニアを攻略するために、ディアーナまではいかなくても善良で見栄を張らない謙虚な田舎娘を演じます。
そして情の深いマダム・ハルモニアから手助けしてもらうことに成功しました。
見捨てられた推しのために【12話】ネタバレあらすじ
カエルスといたのは・・・!?
カエルスの様子に驚くヘスティアは慌ててカエルスにかけよりました。
フードを被った男ヒペリオンことヘリオスにヘスティアは大声を出します。
「今すぐ出てって!」
ヘリオスのせいでケガをしたカエルスにとても心配する顔で隣にいるヘスティア。
カエルスは、そんなヘスティアになぜ自分をここまで心配するのかと不思議に思うのでした。
カエルスの癒えないこころ
カエルスは、手の傷よりも心の傷のほうがとても深かったのです。
慎重になりすぎて手に入れることができなかったもの・・・。
「ヘリオスとディアーナの結婚式の日に死のうとした・・・」
ヘリオスは驚きを隠すことができず、カエルスに親友であること、ディアーナが悲しむことを話します。
カエルスが傷ついた時、なにもしなかったヘリオスに怒りが込み上げたのです。
カエルスの話を横で静かに聞いていたヘスティア。
カエルスは、ヘスティアのおかげで少しずつ正直に生きようと気持ちに変化が出てきたのでした。
見捨てられた推しのために【12話】感想
今回のお話は、カエルスの我慢して慎重に生きてきたことがとてもよくわかるお話でした。
また、ヘリオスの傲慢さや親友への配慮の無さが浮き彫りになり、ヘスティアの怒りも当然と思うシーンでしたね。
カエルス様、しっかりして!
ヘスティアの様子から、カエルスの様子がおかしいことは十分に伝わってきました。
ヘリオスはなぜ自分の行動がカエルスを傷つけているとわからないのでしょうか。
カエルスが追い込まれた姿を見て、親友と思うなら感じることはなかったのかと疑問です。
ヘスティアがとても心配する姿を見てカエルスは不思議がっていましたよね。
傷ついた人がいたら心配することは当たり前のこと。
きっとカエルスは今まで自分の力だけで頑張ってきて、周りが心配してくれる環境がなかったのかも知れない・・・。
屋敷の使用人達もきっと心配していたはずですが、カエルスは気付けなかった?
そこまでの余裕がカエルスにはなかったのかも知れないと思うと悲しいです。
外傷の出血した傷は誰でも見ればわかるものですよね。
しかし、心にできた見えない傷はどれだけの深い傷になっているかわかりません。
ディアーナとヘリオスから今まで受けた傷は、カエルスの深い部分まで重症だったのです。
ヘスティアの優しさに気づき始めた感じがしましたが、少しでもカエルスの傷が癒えてくれたらいいなと思います。
カエルスとヘリオスの関係は親友?
ヘスティアにヘリオスとの会話を話していたカエルスでしたが、きっと辛かったと思います。
ヘリオスとディアーナは、結婚して幸せになっているのにどうしてカエルスの結婚を喜ばないのか不思議です。
ヘリオスがカエルスにお前らしくないと言っていましたよね。
カエルスらしいっていったいなんなんのでしょうか。
慎重な性格のカエルスと決めつけていましたが・・・。
カエルスが慎重にならなければいけない理由があるはずです。
ヘリオスにとってなんの意味もない言葉なのかも知れません。
しかし、自分のことより相手のことを考えることで慎重になっていたカエルスにとってこの一言は言ってはいけなかったと思います。
ヘリオスは、カエルスの慎重さのおかげでディアーナを手に入れたのですから・・・。
ヘリオスやディアーナを支えてきた結果がこんな結末だったなんてカエルスが1番納得いかないはずだと思います。
それなのにどうして何も言わなかったなんて言葉をヘリオスはカエルスに言ったんでしょうか。
ヘリオスは、すべて他人のせいにしてしまう性格のようでこわいです。
カエルスはいったいなんのために尽力してきたのかを考えてほしいですよね。
親友を名乗るなら、すぐカエルスに連絡をせずに、結婚してしばらくした今になってるの?
ヘリオスの言動と行動が噛み合っていないため、カエルスが気の毒です。
ヘスティアが、あそこまで復讐したい気持ちになるのが理解できます。
ヘリオスは、ディアーナの名前までだすのですからデリカシーがなさすぎです!
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