マンガ「皇帝の子供を隠す方法」112話のネタバレ感想です。
エクレン伯爵も前に呼び、レストン公爵、アステルの3人が血縁鑑定を受け、公にアステルとレストン公爵の親子関係が証明された。最後の悪あがきをするフローリンに対してマリアンが頬を打ち、いさめる。フローリンの言葉に傷ついた顔を見せるカイゼンだったが、テオールの一言で、笑顔を取り戻すのだった。
皇帝の子供を隠す方法【112話】ネタバレあらすじ
速やかに行われる処分。そしてレストン公爵の死刑が目前となる!
血縁鑑定後、処分は速やかに行われ、クロイツェン侯爵は死刑に、フローリンは特例として流刑となった。
マリアンに、妹の命を助けたことのお礼を言われるアステルだが、流刑はフローリンへの慈悲ではなく、むしろ生きる辛さを思い知って欲しいという思いからだった。
そんなアステルの元へ、ベリアンが訪れ、アステルに今までの謝罪をすると、もう一度だけ機会が欲しいと懇願するが、アステルはそれをきっぱりと断る。
また、フリッツは内務大臣を退き、しばらく都を離れ静養、アステルは祖父とも無事再会し、セルヴェル卿へのお礼も済ませるのだった。
一方で、レストン公爵の処刑の日がいよいよ明日となった。
そんな中、レストン公爵が何者かにさらわれるが、公爵が目を開けるとそこにはエクレン伯爵の姿があった。
マンガタイトル【112話】感想
アステルの厳しい一面も。そして処刑日前夜、さらわれるレストン公爵!
今回は、アステルの優しいだけじゃなく、皇后としての厳しい一面を見た回だった気がします。
フローリンは命は救われたものの、希望もない小部屋の中で、ただ死を待つのみ…。
確かに死より辛いかもしれません!自分なら気がおかしくなってしまいそうです。
フローリンは聡明であるにも関わらず、体が弱く、容姿と健康が重要視される貴族社会では蔑まれてきたのでしょう。家紋のために駒のよう使われるしかない、貴族女性という立場に同情してしまいます。

ただ、アステルの手を取るチャンスはあったのに、自らの欲とプライドでそれを払いのけてしまっているのでやっぱり自業自得ですね!
そして、ベリアンにも厳しい態度で突き放します!この辺はアステルの皇后としての一面が出たように感じます!優しいだけじゃ政治はできません。
個人的にはベリアンは、カイゼンに対しては本当に忠臣だと思うのでチャンスをあげてもいいと思っちゃいます。

あのレストン公爵の娘…普通だったら排除したいと思うにゃ~、許してあげてにゃ~!
次々に、それぞれ事件に関わった人たちのその後が語られるわけですが、最後の最後にやってくれましたね…。
エクレン伯爵!!
え?どうして今更レストン公爵をさらったのでしょうか?
放っておいても明日には死刑になる人物をわざわざさらうなんて。
何か伝えたいことや聞きたいことがあったのかも知れません!

今でもレストン公爵は、フリッツがエクレン伯爵の子どもだと思っている様子です。
コメント