マンガ「公爵夫人の50のお茶レシピ」109話のネタバレ感想です。
公爵夫人の50のお茶レシピ【109話】ネタバレあらすじ
そんな光り輝く人材を手に入れるためなら、自分はなんでもする。
「これが私の人生における楽しみであり、存在理由ですから。」
とまで言い放つカタリナ。
はじめは高飛車な雰囲気だけの人かと思ったけど、
才能を見抜く力がずば抜けている人なんだにゃあ。
だからこそ、一国の王として君臨することができるんだね。
自ら動くタイプのトップだ!かっこいいね!
カタリナの提案する、天然石事業の管理の報酬は、
楓が運営するティールームから得られる利益と比べ物になりません。
しかしその提案を楓は辞退するのでした。
なっ・・・!どうしてだにゃ!?
侯爵夫人の50のお茶レシピ【109話】感想
楓がかっこよすぎやしませんか。
来賓のリサーチ、服装への気配り。
前に出すぎず、あくまで「できる最高のおもてなし」を提供。
(おもてなしが最高すぎて、結果的に楓が女王のスカウトを受けることになりましたが)
そして、女王を前にして、はっきりと物を言える姿勢。
自分には到底持ち合わせていない才能すぎて、いっそほれぼれします。
転生前は、ほんとに「ノーと言えない日本人」だったのか
疑わしいレベルだよね。
そしてこのなんとも堂々としたお断りに、
「まさか断られるなんて!」とアセアセしているカタリナは面白かったです笑
たしかに「鉱山3つ+別途年俸」なんか、
よだれを垂らして飛びつく案件ですよね。
そうそう、ここで断られたカタリナが、
「帝国の政治や相続は、女性に対しての制約がある」と言っていましたよね。
だからこそ、なぜ自分のもとではなく帝国に居ようとするのか分からないと。
現代ですら、まだ女性蔑視の風潮が見られる点があるのに、
(このあとのアルフォンスと紳士たちの食事会でもテーマになっていますが)
この漫画のこの時代は「女性はコーヒーショップにすら入れない」時代でしたから
カタリナが疑問視するのもうなずけます。
それらすべてを承知のうえで、
「私は私の仕事をしたいのです。」
と、言った楓の穏やかさとおおらかさを感じさせる表情に、思わず涙すら・・・
どれだけ報酬が高くても、
どれだけやりがいがあっても、
自分のやりたいことをまっすぐにやり続けたい。
それがどれだけ困難な道でも。
私にとって、大事なことを思い出させてくれるような回でした。
で、終わらないのが109話・・・
あいつだね・・・
あいつだにゃ・・・
楓とアルフォンスのラブラブっぷりを見せつけられたあのお方・・・
自分の父親の誕生パーティーでアルフォンスに決闘を申し込むなんて・・・
一体何考えてんだー!!
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