マンガ「今世は当主になります」173話のネタバレ感想です。
ララネを迎えに来たフィレンティアとペレス。
テラスには小さなカバン一つで1からやり直す覚悟でいたララネがいました。
ララネに協力した双子にも笑顔でお礼を伝えるララネ。
アビノックスと合流したララネは、みんなのチカラを借りて東部に向かったのでした。
今世は当主になります【173話】ネタバレあらすじ
皇后が隠していた手札
皇后にしびれをきらした皇帝に、明日になればすべて終わると皇后は微笑みます。
長子継承法について考える皇帝に、皇后の悪巧みが光ります。
禁門令が解かれること、長子継承法、どちらも皇室にとって有利な状況をのんびり様子を見る皇帝でした。
神様は皇后の息子の味方なのか?
皇后に報告にきたビエーゼとセラルに笑う皇后。
ララネが駆け落ちしたことを知った皇后は、見つけたら隠しておくように言います。
ララネがいなくなったことで禁門令を解くことが出来ないと思い、継承法が可決されることに疑いを持たない皇后。
ビエーゼが次期ロンバルティ当主になれること、第1皇子のアスタナが皇帝になれることに喜びます。
「神様は私の息子の味方みたいだわ」と皇后は笑うのでした。

悪は善に勝てない!
今世は当主になります【173話】感想
皇后の悪巧みがとてもよくでていました。
息子であるアスタナを皇帝にしたいために2つの選択どちらも有利な状況になって勝利の確信まだもてるほどの作戦。
しかし、そこには傷つくものや、ロンバルティを軽く考えていること、勝利は最後までわからないという内容でした。
禁門令によっておこる摩擦
皇后の悪巧み、なかなか考えているんだなと感心しました。
今の状況では、ロンバルティは動けない状況で選択をせまられているので皇室が有利です。
禁門令を知っている貴族たちは、ロンバルティが1位の権利だとしても、不在になれば当然次の権力者に従う流れのはずです。
2位は、アンゲナス当主、皇后側の人間なので次期皇帝にアスタナを置きたい。
婚姻に反対すればロンバルティは禁門令によって長子継承法に参加できないため、長子が家門を継ぐことになってしまう事態です。
ロンバルティでありながら、アンゲナスにいいように扱われているビエーゼがなってしまったら、ロンバルティも終わりです。
禁門令を解除するには、ララネと第1皇子アスタナとの縁談を進めることになります。
その結果、アンゲナスはロンバルティの財力を手に入れるチャンス。
どちらに転んでもロンバルティは現在とても苦しい状況だということです。
皇后の罠はすべてアスタナのため、ペレスの協力はフィレンティアのために
フィレンティアは、この状況をなんとか打破する突破口を探し当てました。
その計画にはペレスは必要不可欠な存在。
ペレスにとってフィレンティアは、生きるすべてといってもいいくらいの存在なのでフィレンティアを必ず助けてくれると思います。
長子継承法が可決されてしまったら、フィレンティアの夢が叶わなくなってしまう・・・。
フィレンティアを心から大切に想っているペレスは必ず成功させてくれるはずです。
あの気の弱そうで大人しかったララネだって、勇気を出して行動して駆け落ちまでしたのです。
今も必死に自分たちの欲のためにララネを捕まえて利用しようとしている人たちは許せません。
こんな人達が次期ロンバルティになることだけは絶対に阻止しなければ・・・!
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