マンガ「今世は当主になります」192話のネタバレ感想です。
皇帝とギャラハンの楽しい席に慌てて準備をして挨拶する皇后。
ギャラハンは、2人にロンバルティの跡継ぎについてほのめかします。
帰り際にギャラハンは、冷酷な表情で自分の大切なものを傷つけないようにと皇后に警告したのでした。
今世は当主になります【192話】ネタバレあらすじ
不気味な狂人の森の入口とフィレンティア
1年中霧に包まれて気温の低い不気味なロンバルティ別荘の「狂人の森」。
フィレンティアの指示のもと、この別荘フィレンティアの仲間達も訪れます。
「フィレンティア様はご準備が整いましたか?」と緊張しながら聞くクレバリンに、凛とした堂々な態度でずっと前から出来ていたことをフィレンティアは伝えます。
皇帝と皇后の冷めた関係と狩猟大会
馬車の移動するガラガラの音だけが聞こえる皇帝と皇后の乗る静寂な馬車の中、皇后が後継者問題を話し出します。
ペレスの卑しい血を後継者にすることに反対する皇后、赤い瞳と黒髪のペレスに先帝を思いだすトラウマの皇帝。
狂人の森での狩猟大会を準備したフィレンティアは、赤は第2皇子ペレス、黄色は第1皇子アスタナの特別な防具を紹介します。
フィレンティアが狂人の森を選んだ理由に賛同した皇帝は、自ら大会に参加する事を決めたのでした。

臆病な皇帝の闇は深そうだな・・・。
今世は当主になります【192話】感想
皇帝と皇后の馬車での会話で、冷めきった関係でありながらも、ペレスを後継者にするという同じ意見で一致していることが再認識できていました。
ペレスが次期皇帝になるのはまだ難しそうです。
狩猟大会がはじまる狂人の森を選んだフィレンティアの動向や、部下の働きが気になりました。
狂人の森に隠された負の感情
ロンバルティ当主であり祖父ルーラックからの試練が、もしかしたらこれで決定するかも知れないような事件が起こる予感です。
ペレスも準備をしていたようでしたし、狂人の森は霧に包まれる不気味で怪しい場所。
そんな場所で何か起きたとしても、霧が隠してくれる状況になり目撃者もいないような事態になります。
次期皇帝争いの2人、この森でおそらく衝突すると思います。
第1皇子アスタナは、ワガママで自分中心、皇帝になることが当たり前になっている性格なので、いつ見ても素行が悪すぎて皇帝には向いていない器です。
卑しい血と言われるペレスに嫌悪を示し、自分の子アスタナを皇帝にしようとするアンゲナスの皇后とアスタナはそっくりです。
アンゲナス側の勢力が強くなってしまったら、民の生活が困窮してしまうのがわかります。
皇帝のトラウマ、これがペレスを後継者にしない理由だったんですね。
理由がわかって、今の皇帝は、皇帝としての器ではないことがハッキリ判明しました。
皇帝としての覚悟も器もないなら皇帝になければいいのになと思ってしまいます。
フィレンティアとペレスの準備と予想外な展開
フィレンティアの用意した鎧、カッコよかったです。
もしかして、赤はペレスの瞳の色で、黄色はアスタナの髪の色?
イメージ通りなカラーだな、と見てすぐ感じました。
狂人の森の霧でこの鎧のカラーがどう周りにとけこんでいくのか気になります。
きっとフィレンティアのことですから、この色を使った意味があるはずです。
信号でも黄色、赤って使っているので、おそらく視界に見やすいために使ってるってことは、視覚的になにかトリックのようになっているのでしょうか。
赤色って、攻撃的だったり、やる気や情熱の色ともいわれているので、ペレスが着用することによってペレス側の戦闘の士気もあがると予想できます。
敵から見たら赤色って危険ってイメージになると思うので、ペレスのことを警戒して攻撃をすぐ仕掛けようとできなくなりそうです。
もし、ケガを追ってしまっても血の色と同化してケガの重症度も敵にみつかりにくいので士気を落としにくいのかな?とも考えられます。
一方で黄色は、赤ほど威圧的に感じられませんし、血がでてたら出血の度合いもすぐ敵にバレてしまうのではないかと思います。
そうなれば、士気も下がってしまうのではないでしょうか。
そして、忘れてはいけないのが、狂人の森です。
獣がでる場所ってことは、後継者同士の争いよりも獣に対する警戒が重要だということです。
人間の視覚と獣の視覚で見える色・・・もしかしてこれがフィレンティアの作戦!?
犬など動物って人間のように見える色がたくさんじゃないんです。
認識できる色が限られている!
ペレスとアスタナの色が重要な鍵となることに気づいてしまいました!
この予想が正しいのか早く続きで答えを知りたいと思います!
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