マンガ「今世は当主になります」190話のネタバレ感想です。
フィレンティアの父親のギャラハンから、危険な状態を見て心配だからチュサユに一緒に帰ろうと提案されます。
初めて心を動かされ戸惑うフィレンティア。
しかし、フィレンティアの夢を聞いたギャラハンは、大切な娘フィレンティアの夢を応援することを決めたのでした。
今世は当主になります【190話】ネタバレあらすじ
ロンバルティ当主の考え
静かな夜、月明かりの中で1人考えるロンバルティ当主のルーラック。
会議で次期当主の話をした時を思い出していました。
次期当主候補にあがった名前は予想通りシャナネット、ギャラハン。
しかし、いつもルーラックの意図を汲んで先回りして行動するロマシーだけは違う名前をあげたのでした。
私達の婚約は遊びじゃないの
ペレスが怪我の完治もしていないのに、皇宮にすぐ戻ろうとしているのを必死に止める仲間たち。
ペレスの戦いにフィレンティアを巻き込んで傷つけないためです。
フィレンティアとの婚約を解消しようと考えるペレスの目の前にフィレンティアが現れます。
フィレンティアは、自分のことを想い色々考えているペレスに「わたしも一緒だよ」と、優しくペレスのことを包みこんであげたのでした。

フィレンティアの包み込む愛の深さがすごいね
今世は当主になります【190話】感想
フィレンティアを大切に想うから、傷つけないように自分の感情より離れることを決めるペレスの感情。
そしてペレスの考えを理解して、大きな愛で包み込むフィレンティア。
ネガティブなペレスを前へ動かすポジティブなフィレンティアの存在がとても大きくて母性さえ感じました。
次期当主の資質を考えるルーラック
三日月の風が吹いている夜空を眺めながらルーラックはどんな気持ちだったんでしょう。
次期当主を選ぶことはロンバルティを今後導いていくことが必須になり、事業もですが、人格者であることが重要になります。
ルーラックが築いてきた威厳と人格、そして事業を支える部下たちとの関係、これからの先見の眼など次期ロンバルティに求めることはみんなが注目しています。
シャナネットは冷静沈着でありながら情も厚い気品ある女性。指示する人がいるのは当然です。
ギャラハンも同じく温厚で気品もありチュサユを繁栄させた実績もあるためみんなが指示するのが理解できます。
この時点で仮にシャナネット、ギャラハン2人も有能な人材がいることがわかります。
2人は良好な関係のためもし当主にどちらがなったとしても安心です。
でも、ルーラックの考えていることを理解し先に行動できるロマシーは、なぜ違う考えだったのか気になります。
ルーラックの考えを反映させたからの意見なのか、それともルーラックのように人を見る目が優れているから、次期当主にふさわしい人を見つけることが出来たのかもしれません。
優しく慈愛に満ちたフィレンティア
ペレスのことを理解して共にいてくれる人がいるのは、ペレスにとって信頼できる相手であり皇后との戦いにも必須になるので意見を言ってくれる相手は重要です。
そんな人が身近にいれば第1皇子のようにはならず皇室は安泰なはず。
フィレンティアのことを大切に想うペレスの愛情は痛いほど伝わってきました。
フィレンティアも、ペレスの気持ちをわかっているからあのような厳しい表情にもなりました。
婚約解消の話をした時のフィレンティアのニコリとする笑顔は正直怖かったです。
怒ってきつい言葉を話すよりも、笑顔で淡々と話したほうが感情が伝わりやすいですね。
初めて会った日のことをお互いが覚えていて、フィレンティアは助けると言っていたことを守って今も続いている素晴らしい関係。
今はそれにお互いの愛情も加わって絆もあります。
2人の関係は、契約ではなく本物の幸せを掴んでほしいです。

愛の行動、どっちもステキだね。
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