結界師の一輪華

結界師の一輪華【24話】ネタバレ感想「この力は誰かを救うために」桔梗の中で朔よりも華の存在が大きくなっていた

結界師の一輪華
記事内に広告が含まれています。

マンガ「結界師の一輪華」24話のネタバレ感想です。

前話あらすじ

彼岸の髑髏の痕跡がなかなかつかめず、一般人に被害が出ることを危惧している朔。
すると散歩から戻ったあずはが彼岸の髑髏を見つけたとあっさり言い出します。

しかも彼岸の髑髏のメンバーに、華を襲うように洗脳を施したというあずはですが・・・。

ぺんぎん
ぺんぎん

捕まえることはできるのか・・・

結界師の一輪華【24話】ネタバレあらすじ

朔が華にキスをしようとしますが、それを潜んでいた桔梗が突然止めに入ります。

華が無理矢理キスされそうになっていると思い込んだ桔梗は、朔に怒りをあらわにしました。

それは、桔梗の中で朔以上に華の存在が大きくなっていたのです。

その後、華と桔梗が二人きりで行動していたところに、彼岸の髑髏のボスが現れました。

しかし華は冷静に対処し、あっという間にボスたちを撃破、呪具のひとつも回収することに成功します。

そして、残りの彼岸の髑髏と戦っていた朔のもとへと駆けつけ、助太刀に入ろうとしますが、朔は圧倒的な力で敵を倒していきました

しかし、最後の敵が持っていたのは、最も危険とされる呪具。 

この呪具は力のある者を敵味方関係なく取り込み、さらに妖魔を呼び寄せる力を持っています。 

朔でさえ一度も発動させたことがないほどの危険な代物で、封じ方も不明でした。

そこで、華の式神・嵐が助言を与え、華がその力を封じる役目を担うことになりますが・・・。

結界師の一輪華【24話】感想

第24話は、恋と信頼と覚悟が交差する、まさに感情が大きく揺さぶられる回でした。

読んでいて、胸がじんわり温かくなったかと思えば、次の瞬間には緊張で手が止まるような展開の連続で、最後まで目が離せません。

まず、冒頭の朔が華にキスをしようとする場面。

それを必死に止めに入った桔梗は自分でも気づかないうちに、朔ではなく華を大切に思っていたのです。

その気持ちに自覚がないままでも、体が自然に動いていたあの瞬間には、友情とも恋心とも言えないような、あたたかくて切ない感情がにじんでいたように感じます。

一方、華と桔梗の2人の前に現れた彼岸の髑髏のボスですが、あっさりと撃退してしまう華の強さには驚かされました。 

ですが、その強さはただの力ではなく、桔梗や朔、そして仲間たちの想いに支えられているからこそなのだと思います。

誰かを守りたいという気持ちが、華の中で少しずつ形になっているように感じられて、心がとても温かくなりました。

そして何より緊張が走ったのが、朔たちの前に現れた最後の呪具の場面です。

誰も扱い方を知らない、強大すぎる呪具に対して、そんなものを前にしても焦らず、嵐の助言に耳を傾け、封印に向けて自ら立ち上がった華の姿には、ただただ感動しました。

ぺんぎん
ぺんぎん

誰かのために自分ができることを全力でやろうとしている。

その成長がまぶしくて、涙がにじむほど胸がいっぱいになりました。

また、朔も決して万能ではないという描写があったことで、彼の『人間らしさ』や『迷い』も垣間見えた気がして、より一層愛着が湧いてきます。

強いけれど完璧じゃない彼と、まだ未熟だけど確かに前に進んでいる華

このふたりの関係が、これからどんなふうに変わっていくのか、とても楽しみです。

第24話は、登場人物それぞれの想いが絡み合いながら、新たな力と絆が芽生えていくような回でした。

恋愛もバトルも友情も、どれも丁寧に描かれていて、何度でも読み返したくなるような大切な1話です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました