マンガ「結界師の一輪華」12話のネタバレ感想です。
事件の捜査に協力することになった華。妖魔とは違う気配ということは分かっても、何者かまでは分からず・・・。

一体何者なのだろうか・・・
結界師の一輪華【12話】ネタバレあらすじ
朔と華が追っていた存在が妖魔ではなく「たたり神」だったことが判明します。
同時に、一連の事件の犯人も明らかになりました。
華は式神の雅とあずはの力を借りて浄化に成功し、一件落着と思いきや、大量の力を犬神に注いでしまい・・・思わぬ形で新たな式神を得ることになります。
さらに、当初の目的であった柱石の結界も安定し、華の役目は終了となりました。
短いながらも濃い毎日だったなと少し寂しさを感じつつも、当初の契約どおり離婚を切り出した華でしたが・・・。

朔の反応は・・・?
結界師の一輪華【12話】感想
12話は、胸がきゅっとなるような切なさと、心が温まるような瞬間が入り混じった、とても印象深い回でしたね。
追っていた存在が妖魔ではなく「たたり神」だったと分かった場面は驚きで、同時に人の想いや念が絡んでいるからこそ、ただの怪異とは違う重さがありました。
華が雅やあずはと力を合わせ、浄化をやり遂げる姿はとても頼もしくて、最初の頃の不安な彼女からは想像できないくらい成長を感じます。
その一方で、犬神に力を注いでしまったことで思いがけず新たな式神を得てしまう展開には驚きつつも、「また仲間が増えたんだ」と微笑ましく思えました。
柱石の結界も安定し、当初の目的が達成されて一件落着のように見えましたが、その後の展開は・・・?
短い間だったけれど濃密な時間を過ごした華が、契約通り「離婚」を切り出す場面。
そこには決意だけでなく、少しの迷いや寂しさがにじんでいて、読んでいるこちらまで胸が締めつけられるようでした。
朔との間に積み重なった信頼や温かな空気を思うと、本当に離れてしまうのかと不安になってしまいます。
12話は、大きな事件の収束と同時に、ふたりの関係に新しい転機が訪れる回でした。
安心感と切なさ、希望と不安が入り混じる展開に、ページを閉じても心が落ち着かないほど・・・。
次回、華と朔がどう向き合うのか、期待と緊張でいっぱいです。
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