星降る王国のニナ「とくべつ」33話のネタバレ感想です。
星降る王国のニナ【33話】ネタバレあらすじ
ニナはもう一度セトと真正面から向き合うことを決意する。
しかし、ひとまずはセトが暴れているのを止めなければならない。
ニナはセトの入り込んで、武器を奪うことに成功した。
セトは武器を奪われてもなお、剣で周りの人を傷つけて暴れまわっている。
セトがなぜニナにここまで執着するのかは、過去の経験が影響していた。
セトは自分から全て奪われてしまうのなら、ニナを自分の手にかけたほうがいいとすら考えていたのだった。
矛盾を抱えながら、暴れまわるセト。
その本心では自分も誰か止めてほしいと考えていたのだった。
ついに吊橋まで追い詰められてしまうニナ。
ニナは自分は追い詰められたのではなく、ここでセトともう一度話をするために待っていたんだと伝えた。
セトがニナに剣を振り落とした、その瞬間‥。
愛を知らないセト、ニナの気持ちは伝わるかニャ。
星降る王国のニナ【33話】感想
セト、おそらくは生まれた時から、何の希望も持っていなかった存在。
それがニナと出会ったことで、希望を持ってしまったのでしょう。
なまじ希望を持ってしまっただけに、それを失ったときの反動が今の状況。
セトも中途半端な希望を持って生きるくらいなら、ここで命を落とした方がマシだと考えているようです。
ニナもセトには恋愛以外の幸せになってほしい、自分が幸せにしてあげたいと言う感情を持っているようです。
今のセトにはその優しさが余計に自分を苦しめる結果となってしまったのでしょう。
でもセトもニナもお互いに死んでほしくないと言う矛盾を抱えたまま生きているのも事実です。
もともと人間なんて言うのは、矛盾だらけのまま生きていてもいいのかもしれません。
ニナの優しさがセトに届く日が来ると良いのですが。
ただでさえピンチなのに、謎の力も発動。解決すべき問題は山積ニャ。
コメント