マンガ「拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます」第29封のネタバレ感想です。
父も叔父も母に夢中でした。母にそっくりな自分だからバイレッタは愛されていると思っていました。
そんな世界はとても窮屈で自由を求めて、そして母がしないことを求めて商売に剣にと手を伸ばしたバイレッタ。
しかし思わず嫁いだ先は意外と楽しくて…。いつのまにかアナルドが自分の心の片隅にいることも気づいていました。
アナルドの邪魔にだけはなりたくないー。
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます【第29封】ネタバレあらすじ
アナルドに自分の妻バイレッタを殺すように迫る女伯爵。

どうやらアナルドはクーデターに協力するフリをしていたみたいだね。

潜入ってことだにゃ。
でもアナルドほど向いていない人もいないと思うにゃ。
あなたは私の愛する妻
妻を殺せ、という言葉にさしものアナルドも顔を険しくさせます。
女伯爵は自分が夢中になっているアナルドの妻というだけでなく、同じように毒婦といわれているのに幸せそうに見えるバイレッタが気に入りませんでした。

要は嫉妬しているってことだね。
だれひとりとして自分を守ってくれる人はいなかった。だから何でも使ってのし上がった。それなのに…と。
そんな女伯爵に対して、アナルドの返答は一貫しています。
バイレッタと女伯爵は違う。そして妻を殺すのは契約違反だと。
そんなにべもない様子にいらだった女伯爵はある小瓶を見せてきて…。
「もう一緒にどうにかなってしまえばいいわ」
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます【第29封】感想
女伯爵にも同情の余地はあるのかもしれませんね。
頼る人もおらず、残酷と噂されている伯爵の元に嫁がされ…、きっと自分の両親にも絶望と怒りが湧いたことでしょう。

でもきっとバイレッタだったら女伯爵とは違う道を歩んだと思うよ!
はじめての「好き」
それにしても…本当に女伯爵はアナルドがクーデターに協力してくれると思ったのでしょうか?
元大将閣下という人質があったとはいえ…私ならあんな無表情の狐男、何か魂胆があるとしか思えないのですが苦笑。
これが恋は盲目、ということでしょうか?

でもあれだけ執着していたアナルドも一緒に殺してしまおうとしていたにゃ。
結局本当の意味で、女伯爵はアナルドを好いていたわけではないのでしょう。
自分になびかなかったことが気に入らなくて、執着してしまったのだと思います。
しかも執着した相手が好いたのが自分と同じ毒婦(と思っている)だったのですから、憤懣ものですよね。
人を恨んで妬む前に…と言いたいところですが、女伯爵にはきっと難しかったのでしょう。
それにしてもようやくアナルドは「好き」と言いましたね。
もっと早く言えばよかったのに。本当に言葉の足りない夫婦です。
でもよくよく考えてみると、この会話、周りに聞こえているのでは?笑。
閨事の話もちらっとしているのでいいのか、それはと思いました苦笑。
アナルドはあまり気にしなさそうですが、冷静になったときにバイレッタは恥ずかしくなりそうですね。
しかしこれでアナルドの気持ちがバイレッタに伝わりました!
あとはバイレッタが素直になるだけ…ですか、そううまくいくのでしょうか?

すれ違いまくりの夫婦だもんにゃ。
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