マンガ「ある継母のメルヘン」132話のネタバレ感想です。
ある継母のメルヘン【132話】ネタバレあらすじ
ノラの友達3人のうち、ハンスはノラとの友情に強い疑念を抱くようになっていました。
ノラが虐待されていたことには気が付いていたけど、その理由を3人は知りません。
ノラは何もかも持っている貴族の息子なのだから、大人しく従順にしていればそのうち全てが手に入るはずです。
今までは気の毒な事情があるのかと思っていたけれど、虐待されるのはノラの自業自得で、自分たちと仲良くするのは気楽に偽善を装えるからなんじゃないかと、ハンスは憤っていました。
他の2人が宥めようとしますが、ハンスは聞き入れず、「もうノラの顔を見れそうにない」と言い、2人と別れます。
残った2人はハンスの気持ちは理解できる。それでも変わらず、ノラのことが好きだと話していました。
父親から贈り物の話を聞いたノラが、村にやってきて、ハンスと出会います。
ノラはハンスと話しをしようとしましたが、ハンスはノラを拒絶するのでした。
ある継母のメルヘン【132話】感想
ノラがひたすらかわいそうで、胸が痛くなるお話でした・・・。
ハンス以外の2人はノラのことを変わらずに好きと言ってくれているのでまだ救いがありました。
しかし、ノラが村にやってきて最初に会ったのはハンスでした。
ハンスに会ったノラとハンスのやりとりは絵のみだったので、ハンスとノラがどんな会話をしたのかは分かりませんが、ハンスはそこそこひどい言葉をノラに言ったようです。
絶望したノラの表情がかわいそうすぎて見ていられませんでした。
なんでよりによって、最初に会うのがハンスなんだー!! 先に他の2人に会っていれば、まだノラの心が軽くなっていたはずなのに!!!
ハンスに先に会ってしまったことで、ノラは他の2人との友情も壊れたと思うだろうし、ノラから会いにいくことは難しいから誤解も解けないニャ・・・
ノラの友達が「友情だけでは難しい時が来たみたいだ」と話していました。
確かに、大人になるにつれてお互いの環境の違い等から幼少期の友達との関わり方は変化することが多いです。
でも、ここでそんなリアリティー出さなくてもいいじゃないですか(泣)
ノラが心安らかに過ごせる数少ない人達だったので、それが壊れるなんて悲しすぎます。
ノラが少年から大人に変わるために必要な展開だったのでしょうか・・・。
ノラはもう十分大人だと思うニャ・・・。
ノラと父親、ノラと平民の友達との関係はもう回復しないまま終わるのでしょうか?
ノラと父親との溝は深すぎるので難しいかもしれませんが、友達との友情はなんとか回復してほしいです。
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