マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第93話のネタバレ感想です。
貴族たちがひそひそと話しています。先帝につくべきか、クロードにつくべきか。
一方アタナシアは自分を下に見ている貴族たちとの応酬に嫌気がさしていました。しかもそこに先帝が入宮してきて…!?
ある日、お姫さまになってしまった件について【第93話】ネタバレあらすじ
ジェニットはアタナシアとの関係がこじれることは望んでいませんでした。
一方で育ての親である公爵や実父である先帝の言葉も信じていました。

ジェニットの立場も複雑だよね。
ジェニットとアタナシア
そんなジェニットにもとをこっそり尋ねたアタナシア。
昼間の険しい顔ではなく、ジェニットの知っている優しい顔の「姫様」がそこにはいます。
思わずジェニットの瞳には涙が浮かんで…。
「今まで隠していてごめんなさい」
「昼に…挨拶もできず心配していました」

ジェニットは最初はアタナシアと姉妹だと思っていたんだったにゃ。実際は従妹同士だったわけだけど、家族であることに変わりはないにゃ。
一方のアタナシアはジェニットが先帝から危害を受けていないか心配しています。
しかしその疑問がジェニットにとっては意外だったようで…。
ふたりには埋められない溝ができていました。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第93話】感想
思えばジェニットも気の毒な立場ですよね。
当事者であるはずなのに、自分のことなはずなのに何も知らされていないわけですから。
大事な皇族の姫だから籠の鳥のように大切にしていたといえば聞こえはいいですが、籠の鳥ではなく蚊帳の外に追い出された鳥といった感じです。

ジェニットもバカじゃないから、自分だけが知らされていないことに薄々気づいているよ。
ふたりの溝は埋められるのか?
お互い自分のパパを信じたいですよね。
そこの溝を埋めるのは正直難しいのでは?と思ってしまいました。
ジェニットがアタナシアの言葉を信じるということは、自分の父を信じない、もしくは裏切るに等しい行為なはずです。
しかもジェニットはアタナシアが何かを隠していることに薄々気づいています。
少しでも疑念がある以上、余計に先帝を信じたい気持ちが強くなるでしょう。

クロードが黒魔法に手を出したことがあるのは事実だから、余計にアタナシアは何も言えないんだろうにゃ。
アタナシアの気持ちもわかりますし、ジェニットの立場、気持ちもわかるので何とも言えない気持ちになりました。
一方で後半にアタナシアの魔力が暴走したきっかけと呪いの媒介が発覚しましたね。
やはりジェニットが贈ったリボンがきっかけでした。
娘の思いを踏みにじるとか本当に最悪です!!
そのうえルーカスは何か気づいている様子…。これで打開策が見つかってくれるといいのですが。
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