マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」【第80話】のネタバレ感想です。
クロードの記憶は以前として戻りません。しかしそれでも以前のように冷たい態度をとることはなく…。
それどころかアタナシアの勉強や魔法の練習を見てくれて。以前に近い微笑みまでアタナシアに向けてくれたクロード。
しかし頭痛はおさまることなく…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第80話】ネタバレあらすじ
体調の悪いクロードを心配して、こっそりルーカスに様子を見てもらったアタナシア。
ルーカスのクロードが眠っていたという言葉に安堵します。

アタナシアには内緒にしているみたいだけど、実はあんまりクロードの体調はよくないみたいだよ。
小説の中のアタナシアと今のアタナシア
記憶は以前として戻っていないようですが、以前のように接してくれたことが嬉しかったアタナシア。

記憶がないのに、勉強までみたのは意外だったにゃ。
そして小説との差異について思考をめぐらします。
小説の中のクロードはどこまでもアタナシアに残酷でした。
しかし実際のクロードが残酷ではないことをアタナシアは知っています。
残虐なことも確かにしたけれども、国民には聖君と慕われているクロード。
矛盾だらけのように気がする行動も黒魔法が関係していると考えると納得がいきます。
そして黒魔法の影響があったからこそ、小説の中ではアタナシアを近寄らせなかったし、最終的に処刑してしまったのではないかと。
そう考えると小説の中のアタナシアが気の毒であり、自分のことのように胸が痛み、涙がとまらなくなり…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第80話】感想
前回の親子の交流はほっこりしました。
その幸せをかみしめていたのはアタナシアも同じようで…。
嬉しいですよね!だってアタナシアはパパが大好きなんだから。

早く昔みたいに戻ってほしいにゃ。
アタナシアの夢
アタナシアがまた意味深な夢を見ましたね。
考えるとアタナシアはよく夢を見ますね。
当初から夢というには鮮明すぎてましたが、魔力の強さが関係していたのでしょう。
さすがクロードの娘ですが、もっと初めのころに夢の違和感に気づいてもよさそうなのにと思ってしまぅたり…苦笑。
そしてクロード、とうとう確信ついちゃってる!!
「時間と次元を行き来した人間だから」

ということは小説のアタナシアも今のアタナシア?
自分のことだからあんなにも感情移入しちゃったんだね。

けど、アタナシアは全然そのことに気が付いていないようだにゃ。
でも何で実際にあったことなのに「小説」ってことになっているにゃ?
つまりアタナシアは小説の中のアタナシア→現代→今のアタナシアと転生を繰り返しているわけですね。
全くの別人がアタナシアの中に入り込んだわけではなく、元からアタナシアだったと。
でも本人はそのことに気づいていない。
でも気づいていないほうが幸せなような気もします。
だって自分の大好きなパパに殺されたのも自分だなんて、悲しいです。
それが黒魔法のせいだなんて、何ともやるせない。
初回登場回でルーカスが珍しいと驚いていたので、転生ができる魔法使い自体珍しいのでしょうし。
だからこそルーカスは興味を持ったのでしょうね。そこから恋愛感情になるとはルーカスも思っていなかったのでしょうが。
コメント