マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第57話のネタバレ感想です。
こっそり様子をうかがいに行くとクロードは痩せていました。まるで本当に娘をなくした悲しみで食事が喉を通らないようにすら見えます。
しかしその実、記憶を失ったクロードはアタナシアを殺したいと思っているのです。
クロードは目を覚ましますが、目の前にいるアタナシアをいつも見る夢だと勘違いして…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第57話】ネタバレあらすじ
アナタシアが幸せになるだけ、ジェニットが不幸になっているように感じてしまったアタナシア。
その罪悪感もあり、外に遊びに行こうとジェニットを誘います。

ジェニットはほとんど邸の中で過ごしているみたいだもんね。

皇族のご落胤として隠されていたんだろうにゃ。
アルフィアス公爵にとってジェニットは切り札だろうしにゃ。
秘密の外出で再会した人物は…
アタナシアの瞬間移動で外に出たふたり。
誰かを連れて瞬間移動することははじめてだったアタナシアは成功したことに密かに胸をなでおろします。
そしてふとジェニットがアタナシアが魔法を使うことに対して、何も質問してこないことに気が付きます。
その姿はまるで何も聞かないことに慣れているようにも見えて…。
ジェニットの境遇に思いをはせるアタナシアでしたが、秘密の外出自体はとても楽しいものでした。
そんなふたりに声をかける人物が…。

いつぞやリボンのお店で声をかけてきた人だね。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第57話】感想
57話はアタナシアとジェニットの姉妹のお話がメインの回でした。
実際は姉妹ではないので厳密には違いますが、ジェニットの心境的には妹とお出かけができた最高の日!だったのではないでしょうか。
アタナシアも皇宮で蝶よ花よと大事に育てられた分、同年代の同性と関わる機会が少なく、何だかんだと楽しんでいるように感じます。
姉妹の秘密のおでかけ
アタナシアとジェニット。性格も容姿も違うふたりですが、境遇の面では少し似ているのかもしれませんね。
お互い温室で大事に育てられたこと。それによって世間とは隔離されていること。
肉親の情に恵まれていないところ。(アタナシアはパパと仲良くなることができましたが、今はパパから逃亡中ですし)
ただしジェニットはアルフィアス公爵の切り札として隔離されたというところに、何とももの悲しさを感じます。
そんなアルフィアス公爵の策略をジェニットは何となく感じ取っているのかなとも思いました。
だからあえて質問しないという習慣がついているのかなと。
聞いても答えてくれないというのもあったのでしょうが、聞いて知ってしまうのが怖いからというのもあるのでしょう。
だから本質的にはアルフィアス公爵の狙いにも気づいてはいるけど、自分で自分をごまかしているのかもしれません。

でもごまかし続けていいことはないよ。

このままじゃただ利用されるだけで終わりだにゃ。
そしてここであの男が登場しましたね。
アタナシアもびっくりしています。一瞬クロードに見えて。
何より初対面の人物、当然警戒しますよね。その警戒、正解だよアタナシアと言いたいです笑。
一方ジェニットは警戒心ゼロ!
大丈夫?と思わず心配になってしまうほど、本当にすぐ人を信じちゃうようです。
それともそれこそ血のなせる業か…。
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