マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第49話のネタバレ感想です。
クロードは困惑していました。
書類は9年後のもの。そしてクロードの知らないアタナシアのために作った数々のもの。しかし記憶を失ったクロードには到底信じられません。
一方のアタナシアはクロードに忘れられたことで何もする気が起きなくなり…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第49話】ネタバレあらすじ
身に覚えのない、到底自分がやったこととは信じられない数々にいらだちをつのらせるクロード。
「今すぐ出ていけ」
寝室に入ったクロードが見たものは…。

小説の中のクロードなら絶対やらない暴挙に近い行動かもね。
大切にされていた幼い絵
ベッドには幼い絵が何枚も飾られていました。しかも年月で色あせないように保護魔法つきで。
当然、クロードは記憶にありません。
一方フィリックスも幼いアタナシアが描いた絵をクロードが大事にとっていたことは知らなかったようで顔を輝かせます。
「姫様から絵のプレゼントを受け取られるたびに不機嫌そうに鼻で笑っていましたが、裏ではこのように大切にしていらっしゃったとは…」
嬉々として思い出話に花を咲かせるフィリックスに、クロードは疑問符だらけ。
もはや狂っているとしか思えません。
さらに宮廷画家に絵を描かせたと聞いたとクロードは…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第49話】感想
記憶を失ったクロードからしたら異次元に飛ばされてしまったような心境なのでしょうね…。
それに小説のクロードのことを考えると、簡単にアタナシアを受け入れることはできないのかもしれません。
アタナシアを受け入れるということはダイアナの喪失を受け入れること、そして新たに大事なものを作ることになりますから。

でも本当にどうしてクロードは記憶を失ってしまったんだにゃ?
すべてが狂っている
クロードは自分が記憶喪失になってしまっていると認めるより、詐術を疑っているようですね。
何ともクロードらしいと思いました。
自分が記憶喪失になどなるわけがない、と思っているんだろうなあ。
でもアタナシアを寵愛していた証拠が次々にでてきて困惑しています。

絵を大事にとっているところなんて、本当にどこでもいる娘溺愛パパだったんだね~。

あの顔で1枚1枚保護魔法をかけて、時間順に貼っていったのかと思うとわら…微笑ましいにゃ。
記憶を失う以前はアタナシアを溺愛していたのは当然読者はみんな知っていることですが、改めてアタナシアのためにしてきた数々を羅列すると本当に溺愛パパというか、娘バカだったんだなあと思いました笑。
これは…クロードが受け入れられないのもわかる気がします。
でもすぐに記憶が戻らなくても、アタナシアの存在はすぐに認めてくれるよねと思ったり。
実際、幼少期の出会いからアタナシアを受け入れるまで、そんなに時間はかかっていなかったように思います。
記憶が失っても同じクロードなのだから、結局アタナシアを受け入れてくれるのではないかなと思ってしまうのは安易というか、願望に近いですかね…。
最後のアタナシアが膝をかかえてひとりでいる姿がかわいそうで…。
アタナシアも強がって全部生き残るための「フリ」だと言っていますが、絶対そんなことはありません!
アタナシアもパパのことが大好きなはず。
仲のいい親娘だったふたりがすれ違ってしまうのは悲しいです。
何とかならないのかな…。ルーカスが帰ってきたら何とかなると信じたいです。
いつ帰ってくるの、ルーカス!!
コメント