マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第10話のネタバレ感想です。
アタナシアはリリーとともに青ざめた顔でクロードの前に立っていました。
クロードはアタナシアの様子をイに会する様子もなく、ふてぶてしく「公私ともに多忙ゆえたった一人の姫の面倒見れなかったな」言って、さらには今後自分が管理をするとまで言い出して!?
何を考えているかわからないクロードの発言に、アタナシアだけでなくリリーも不安そうです。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第10話】ネタバレあらすじ
アタナシアはクロ―ドとともに遊覧船を楽しんでいます。
しかし実際は楽しむ余裕などなく、生きた心地がしないというのが本音。
ふと湖を眺めると、透明な花びらのハスのような綺麗な花を見つけて…。

クロードとふたりきりで遊覧船って怖いよね…。
溺れても助けてくれない
その花は幻想的で美しく、アタナシアは欲しいと思いました。
その思いのまま船から手を伸ばします。
その姿はまるで魅入られたようで…。
そしてそのまま湖に落ちてしまい…。

アタナシア大丈夫なの!?
アタナシアは必死に手を伸ばし、助けを求めます。
しかしクロードは頬杖をつき、ただただ眺めているだけ。
その時、アタナシアは察しました。この男は助けてくれない。
アタナシアが湖の底に沈むのをただ無感動にじっと見ているだけ。
アタナシアは心の中で「この最低ヤロー!!」とクロードを罵って…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第10話】感想
もう、本当にこの最低ヤロー!!ですよね。
子供が目の前で溺れていたら助けましょうよ!しかも自分の子供です。

クロードなら簡単に助けられたはずだにゃ。それにゃのに…。
クロードにとってアタナシアの存在とは?
今のアタナシアは転生しているので中身は見た目通りの子供ではありません。
だからこそこの程度で済んだのかもしれませんが、これが小説のアタナシアだったら…絶望は計り知れませんね。
子にとって親は絶対的存在。その親が自分が溺れているのに黙して見つめているなんて。
クロードはこのままアタナシアが溺れてしまってもいいと思っていたのでしょうか?
それともただの景色でしかなく、何も考えていない?(クロードならありえそう)

でもちょっと待って!
クロードの腕が濡れてるよ!

もしかして助けたのにゃ…?
明確にクロードが助けた描写はありません。アタナシアが自力で陸に上がったともとれるような描き方です。
でもその横で黙して見ているクロードの腕は濡れています。
…寸前のところで助けた?
もしそうだったら、やっぱり娘が心配?でもすぐに助けなかったということは、クロードの中でアタナシアの存在はそこまで重要ではないということなのではないでしょうか。
何せ、あんな無表情。無関心。
どうなっても俺には関係ないとばかりの表情でした。
結局、クロードにとってのアタナシアとは?
小説よりは前進してそうですが、まだまだただの気まぐれなのかもしれません。
…それはさっさと皇宮から逃げたくなるよね。だって死にたくないもの。
でも皇宮からうまく逃げられたとしても、宝石眼で一発で何者かわかっちゃうと思うのですが…。
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