マンガ「クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様」8話のネタバレ感想です。
「ミツケタ コドモ チカシツ…コドモ ナイテル…」
サラマンダーに行方不明になってしまったティエルを捜索させたカーサス。
地下室にいることがわかり、迎えに行くと、隅でブツブツ言いながら縮こまるティエルを見つけます。
「わ、私は異能もなくて…」
クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様【8話】ネタバレあらすじ
ヒョウ族のリーダーであり、アステリアン家当主、ティエルの祖父でもあるアルピアスは息子カーサスからの報告にどうしても驚きを隠せませんでした。
―光の異能。
それは国にとってもそしてヒョウ族にとっても特別な意味をもつものだったからです。

なになに、どういうこと!?

せっかく穏やかに家族のもとで暮らせそうだったのに…何か大変なことになりそうだにゃ。
ヒョウ族に伝わる光の異能の伝説
光の異能を持つ者、それは光の神リュッセト神の加護を受けし者であり、光と暗闇の平衡を保つ者。
そしてヒョウ族に隠された光の異能の伝説は、光の異能者がヒョウ族にかけられた「狂気」の呪いを抑えるというもの―。
まさか自分の孫が…。
しかしこのことを神殿や皇族が知ったら、ティエルをどうするか。

ここでもティエルの存在は権力争いに巻き込まれちゃうんだね。
もちろんカーサスもアステリアン家もそれを良しとするつもりはありません。
またアステリアン家にはそれだけの力がありますが…。
クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様【8話】感想
ユキヒョウの異能でも、クロヒョウの異能でもなく、まかさの伝説の異能を保持していることが判明してしまったティエル。
せっかく父親と再会できて、これから穏やかな生活が待っていると思ったらどうやらそうはいかないようです。
きっと光の異能がないほうがティエルは平凡な幸せを手にいられたんじゃないかなと思ったりしてしまいます。

でもネスティアン家で異能が顕現しなくてよかったよね。
絶対自分たちの都合のいいように利用して使い捨てるだけだよ!
私はアステリアン家の役に立てる?
幸いにしてアステリアン家は家門の利益や伝説による恩恵ではなく、今まで辛い思いをしてきたティエルが苦労などしないようにとティエルの幸せ第一で考えています。

良い父と祖父で本当によかったにゃ。
個人的にはカーサスの「子どもの手を借りなければ維持すらできない家門なんてないほうがマシだ」とバッサリとネスティアン家を切り捨てた言葉が好きです笑。
本当にその通り!子供を利用価値があるか否かだけで見定めているような家門なんてなくなっちゃえばいいんです!!
というか、そんなだからヒョウ族のリーダーになれないんですよ!!
何だかネスティアン家は劣等感の塊のような印象です。
その劣等感とヒョウ族のリーダーに返り咲くという積年の思いが執着になってしまったといった様子。
その深みから抜け出せない限り、アステリアン家を追いこすことなんてできないのではないでしょうか。
もちろんアステリアン家もネスティアン家や神殿、他の家門がティエルを狙ってきたら…さすがのアステリアン家もタダでは済まなそうですし。
きっとそのことをカーサスもアルピアスも危惧しているのでしょうね。
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