マンガ「転生少女が当主になっちゃいました」第111話のネタバレ感想です。
アルセルはカーン卿に強い意思を持って命じます。ルテリーの戦い方を熟知している自分たちの実力を見せつけてくるように、と。
もちろんそれはアルセルが指揮を執ることに納得しない当主たちを黙らせることが目的ではありましたが、同時に騎士たちをはじめとする人々を死なせないための措置でもありました。
果たしてアルセルが命じられたカールは…。
転生少女が当主になっちゃいました【第111話】ネタバレあらすじ
ミケルに助けられたイジアンたち。そのまま船を浮かしたミケルは―…。
気が付いたらシーターの乗る船と並走していました。

さすがミケル!船を浮かすだけじゃなく、別の場所に飛ばしちゃうんだから。本当にすごい魔法使いだよね♪
一緒に戦ってくれる仲間
イジアンたちを助けたあとシーターの報告を聞いたミケルは、単独でアルセルの危機を排除すべく海岸へ向かいます。
そこでも一騎当千の活躍を見せるミケルでしたが、急激に魔力が漏れ出ていることを感じて―。
それでもルテリーの危機がアルセルに及ばないために、最後の魔力を振り絞ります。

そのせいで飛行もできなくなったミケルが海に落ちちゃうにゃ!
そこにイジアンの声を聞こえて…。
転生少女が当主になっちゃいました【第111話】感想
ルテリーによる危機は全くもって去っていないのですが、今回は何だかミケルの成長記録のようにも感じて感慨深くなりました笑。

ミケルの世界にはずっとアルセルしかいなかったもんね。
お姉様と僕、とそれ以外って感じだったもんね。
ずっと警戒心も強かったし。
もうふたりきりじゃない
ミケルにとってアルセルが全てだったから、もう自分たち姉弟のふたりじゃないと理解することは一抹の寂しさもあるのかもしれません。
同時にこの戦いで本当の意味で姉離れができたのではないかなと思っています。

アルセルがガイルという伴侶を選んで、新しい世界に飛び込んだのだからミケルも新しい世界に飛び込んで視野を広げるべき時期だにゃ。
ミケルは頭も良いので、アルセルが本当に必要な時に助けを求めるのがガイルであること、アルセルの世界がもう自分だけではないことはとっくに気づいているでしょう。
ただ子供のようにそのことから目を背けたかっただけで。
しかし今回の戦いで、魔力切れになってしまったミケルを当たり前のように助けるイジアンたちを見て、一緒に戦える・背中を安心して預けられる仲間がいるということをより実感したと思います。
物語り始まりの頃は危なくて怖い相手だったのに、今や安心して背を預けられる存在になったと思うと何だか不思議ですね。
これをきっかけにもっとアルセル以外の世界にも目を向けてもらえたらいいなあと思います。
アルセルが自分の歩む道を決めた以上、ミケルはミケルの人生を歩まなければ。
なんならいい人とか見つかればいいなあ笑。

意外と素直な性格しているから年上のお姉さんとかいいかもね。
笑顔でいなして転がしてくれるような笑。


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