マンガ「転生少女が当主になっちゃいました」第110話のネタバレ感想です。
若い女であるアルセルによる指揮をこばんだ当主たちでしたが、案の定状況を思わしくありませんでした。
騎士からの報告に焦りの表情が浮かびます。それだけでなく報告中にもルテリーに襲われ、あろうことか司令塔である当主が逃げ出そうとして―…。
転生少女が当主になっちゃいました【第110話】ネタバレあらすじ
「どうなった?」
アルセルが画面ごしにカール卿の報告を聞いていました。

現代のTV電話みたいで便利だよね。

とりあえずリアル家の騎士は無事みたいだにゃ。
でも状況はやっぱり思わしくないにゃ。
これが打開策のカギになる…?
さらにカール卿は話を報告を続けます。
―ルテリーに噛まれても無事だった人がいたんです。
その報告はアルセルたちにとって朗報でした。ルテリーになることを未然に防ぐ方法があるなら、戦いにもうまく利用することができるかもしれません。
そのころ、海の上でルテリーの警戒をしていたイジアンたちは―…。
そしてルテリーの群れを発見します。
転生少女が当主になっちゃいました【第110話】感想
ガイルのそばで色々なことを経験していることもあって、当主として時に冷酷な指示もだせるようになったアルセルですが、根っこの部分は優しいまま。
若い、しかも女はすっこんでろ!とばかりに自分が指揮をとると大見えきって結局成果をあげられず、自分の騎士たちを危険にさらしているのに完全に切って捨てることはしていません。
これがガイルだったら…自業自得だ、で一蹴してそうですね…。

まあ騎士たちに罪はないもんね。
しかも戦える騎士は少しでも多く生き残ってもらわないと。

あんな当主を君主にしなきゃいけなかった騎士たちが気の毒にゃ。
ミケルの活躍
しかし気になるのはやはりなぜか噛まれてもルテリーにならなかった人物の存在。
何か条件があるのでしょうが…皆目見当がつきません…。
アルセルは見当がついてるのでしょうか??

見当がついているなら、確かに戦いの打開策になるかも。
でも…それってすぐに打ち出せる対策なのかな?対策方法がわかったとしてもすぐに実用できるものじゃないと意味ないもんね。

本人の体質なんてものが要因なら、その体質ってなんなのか、どういうことがきっかけでその体質を得るに至ったのか検証が必要にゃ。
そう考えるとすぐに対応、実践は難しい気がしますよね。やっぱりガイル頼りでしょうか…。
ガイルには生きて戻ってもらわないといけないのに!!
もっと有効な打開策がほしいところですね…。
その中、ミケルが大活躍。ミケルだからこそなのでしょうが、魔法使いって最強では?と思うぐらいの大活躍ぶりです。
ルテリーもいっきに一掃しちゃうし、船も浮かせちゃうし、何なら自分だって宙に浮いているし笑。
イジアンもすっかり安心しきった様子。アルセルの弟だからというのが大前提なのでしょうが、すっかりイジアンたちにとってミケルは仲間といった感じですね。
元はそれぞれ別の家門に属している人たちが仲間として打ち解けて背中を預け合っている姿は何だかほっこりします。
ミケルはまだそのことに気づいていないかもしれませんが…。
あなたの世界にはもうお姉ちゃんだけじゃないんだよ、と言ってあげたくなります苦笑。
アルセルがガイルと生きると一歩外に歩み始めた以上、ミケルも外に目を向けないとですからね。



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