マンガ「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」153話のネタバレ感想です。
コメット王国の皇帝に報告されたのは、シャリオルトにコメット王国が攻めてきているということでした。
スザンヌがラースを暗殺しようとしたことで逆鱗にふれてしまった事を知ったコメット王国。
ゼフォンとラースの作戦のおかげでスザンヌの悪行をコメット王国が仕掛けたものとして他国へ伝わるように指示してコメット王国を窮地に追いつめたのでした。
お求めいただいた暴君陛下の悪女です【153話】ネタバレあらすじ
コメット王国の皇帝は戦争回避を懇願する
ゼフォンのもとに駆けつけたコメット王国の皇帝は、慌てて誤解を解こうとします。
戦争になりたくない皇帝は、首謀者であるコルガノフ家に相応の処罰をすると伝えました。
ラースはコメット王国の皇帝に譲歩し、誠意を見せてほしいと話したのでした。
バザロフに対するラースかのプレゼント
コメット王国の皇帝の血液を手に入れたラース。
バザロフに血液を渡しますが、バザロフはこの短期間で中和剤のレシピを更に改良していました。
ラースの本人の血液が必要になると言われ、ラースは少しためらいます。
最優先はラースの回復だと言ったバザロフに、ラースは自分の髪の毛をお礼に渡したのでした。
お求めいただいた暴君陛下の悪女です【153話】感想
今回は、コメット王国の皇帝の血液が手に入り、ラースに希望がでた回でした。
バザロフのラースに対する純粋な回復を願う気持ちもよくわかります。
バザロフのラースへの態度と言葉に愛を感じました。
スザンヌの尻拭いをするコメット王国皇帝
コメット王国の皇帝は全く関係なかったことが、ハッキリしました。
シャリオルトに攻められ自国に損害がでることを怖れていた皇帝の様子から、スザンヌの暴走だったと裏付けがとれましたね。
それでも、コルガノフ家にコメット王国が破滅に追い込まれてしまいました。
皇帝の権力はそこまで大きくないことがわかってしまう内容です。
シャリオルトは、ラースとゼフォンの最強コンビで安泰なのは今回のことで逆に広まるのではないかと思うと、結果オーライになりそうです。
ラースは、コメット王国の皇帝の血液まで手に入れることもできました。
そして、国の重大な製薬機関であるコルガノフ家への厳重な処罰をすつということは、コメット王国の事実的衰退に繋がるのではないかと考えられます。
ラースに手を出さなければこんなことになることはなかったと思わせる話でした。
バザロフは治療方法を提供する
ここでは、バザロフの注目したいシーンがありました。
冷酷で残忍だと思っていたバザロフが、ラースのために何も求めず無償で手伝うことに愛を感じます。
実験が大好きなバザロフが、コルガノフ家の毒についての研究ではなくラースの治療薬を最優先していました。
それだけでも、バザロフの感情に変化がでている証拠です。
追加の材料がラースの血液だったことで、昔ラースの血液を欲しがっていたことを思い出しました。
でも、書類だけ渡してラースの血液を自分で求めない様子から、純粋にラースの魔力を回復したいからだったのですね。
実験狂だったバザロフまでも変えてしまうとは…ラースの魅力はすごいです。
皇帝は嫉妬していましたが、ラースの魅力を知っている男なら惹かれる理由もきっとわかっているはずです。



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