マンガ「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」151話のネタバレ感想です。
ラースは、ヴィオラの精神干渉によってスザンヌとの戦いのピンチを乗り切ることが出来ました。
そして以前、自分がスザンヌにされた屈辱的な内容で精神破壊するような言葉をラースは投げかけます。
皇帝は、ラースに手を出した第5愛人スザンヌに怒り、処分を下します。
シャリオルトの医療でも治せないコメットの新薬は、ラースの魔力をいつ取り戻せるかさえわからないのでした。
お求めいただいた暴君陛下の悪女です【151話】ネタバレあらすじ
大切なラースの魔力を取り戻すために初めて協力したゼフォンとバザロフ
ラースの魔力が失われたとゼフォンから聞いたバザロフ。
コメットの新薬に興味を持ちますが、それよりもラースに手を出し魅力を失わせたことに激怒します。
ゼフォンと仲の悪いバザロフですが、ラースを大切に思う気持ちが同じ2人。
ラースのために2人は初めて協力関係になったのでした。
ラースは、魔力を失って大切な仲間たちの存在を知る
ラースに助けてもらったのに何も出来なかったと落ち込むサシャ。
ラースは、忠犬達を迅速な処置で救ってくれたこと、自分を裏切らなかったことに感謝を伝えました。
ヴィオラとアンヌには、命の恩人だと心から感謝するラース。
魔力が失われ皇帝からの寵愛がなくなってしまっても、今の自分にはこんなにもたくさんの仲間がいると実感できたラースなのでした。

みんなのラースへの愛があふれてるね~
お求めいただいた暴君陛下の悪女です【151話】感想
今回は、魔力を失ったラースと、いつも一緒にいた仲間たちの絆と愛情を、とても温かく感じました。
それぞれがラースのことを大切に思い行動していることが特に描かれてしました。
魔力が失われて皇帝からの寵愛がなくなったとしても、ラースに残っているものがあることに気づけたシーンが感動的です。
皇帝ゼフォンとバザロフは愛するラースのために協力する
皇帝ゼフォンがラースのことを心から愛していると同時に、ラースのためなら手段を選ばないところに魅力を感じました。
そして、皇帝からのラースの話を聞いたバザロフの感情が特に気になりました。
バザロフは、ゼフォンからの言葉を一切聞こうとしていなかったのに、ラースのことだとわかった瞬間のバザロフの様子に注目しました。
バザロフにとってラースの存在とは?と、考えてみました。
あれだけの魔力を持っていて炎の威力もそして、存在も輝いているラース。
常に自身に溢れた輝いているラースのことを、バザロフはすでに研究対象としてではなく、個人的に愛しているのではないかと思います。
本来なら、どんなことも探求する研究においてストイックなバザロフ。
研究内容は、常に自分中心で楽しければいいという考えの持ち主だったはず。
コメットの新薬の威力は、バザロフにとってとても興味深いものです。
それなのに、ラースの魔力が失われたことへの怒りが勝っています。
そして、「今回ばかりは罪深い!私の愛しの研究対象の魅力を消すなど・・・。」
バザロフのこの言葉にラースへの想いがこめられていると感じられます。
仲の悪かった2人が協力する日がくることは奇跡です。
愛するラースのために動くゼフォンとバザロフの協力で、果たしてコメットの新薬をいつ解析できるのでしょうか?


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