マンガ「見捨てられた推しのために」93話のネタバレ感想です。
ヘスティアの予知どおり、とうとうポトス男爵の商船が沈没してしまいました。出資した貴族たちは大慌てです。
その中で神殿の1年分の予算を出資したディアーナ。
貧民救済、医療行為のためのお金を使ったディアーナに、ヘリオスは怒ります。
ディアーナは、ヘスティアへの対抗心から起こした行動で大損害になってしまったのでした。
見捨てられた推しのために【93話】ネタバレあらすじ
ヘスティアとディアーナの対面
誰も立ち入ることのできない所から現れたヘスティア。
ヘスティアは、ヘリオスにポトス男爵が逃げないよう様子を見に行くことに許可をもらっていました。
タイミングよく出会ったヘスティアにディアーナは大声を上げます。
「あなたになんの資格があるのよ!」
ヘスティアに対して大声を上げ続けているディアーナの様子を目撃して動揺する騎士達でした。
商船の大きな影響
ほとんどの貴族が投資していたことにより平民にまで被害が及んでいました。
被害者名簿の名前まで知っているようで、ディアーナが出資したことも噂になっています。
聖女だった皇太子妃殿下に神殿が大金を貸した。
清廉であるべき神殿が私利私欲に走ったことに民衆は不満が募っていくのでした。
見捨てられた推しのために【93話】感想
今回のお話は、ディアーナと神殿の失態を民衆が知った大事件だったお話でした。
ディアーナの失態によって神殿の私利私欲も表面化されこれを利用するヘリオス。
神殿とヘリオスの対立はますます激しくなっていきそうです。
ディアーナが牙を剥く
ヘスティアはやっぱり先手を打って行動していました。
突然現れたヘスティアを見た時のディアーナは、周りのことも見えず感情的になって皇太子妃ということを忘れてましたよね。
周りの騎士の人もさすがに驚きを隠せない様子でした。
それとは逆に堂々として気品のある振る舞いを見せたヘスティアは輝いていました。
どちらが上の立場なのかもわからないほどに・・・。
ヘスティアとディアーナの格の違いはここでわかりました。
騎士達もきっと皇太子妃の様子とヘスティアを比べたのではいかと思います。
男爵と一緒にいたことも知った人たちがいたので、これは民衆への広まりが大きいですね。
ヘスティアに異常なほど敵意を剥き出しにするディアーナはいったいどこまで堕ちていくのでしょうか。
ディアーナの行動はすべて皇族として見られるもの。
皇族の威厳は今後どうなるのでしょう。
ヘリオスとディアーナ夫婦、カエルスとヘスティア夫婦。
2組の大きな違いが出てきました。
お互いを想う行動と尊敬の気持ちが大きな差ではないでしょうか。
商船沈没の影響があまりに大きかった話
なぜディアーナはあんな大金を出資したのでしょうか。
ヘスティアとなぜここまでこじれたのか考えてみました。
予知をもっているヘスティアがカエルスのそばにいる事が嫌だった?
ヘリオスとこじれたら今度は再びカエルスなんて都合良すぎです。
自分だけが特別な存在で唯一無二になりたかったのでしょうか。
そんな理由で神殿の予算1年分を使ってしまうなんてあんまりです。
神殿の私利私欲まみれの行動、ディアーナの自分だけの考え。
これでは神様だって見放すに決まっていますよね。
神様からの特別な力をこんな使い方していれば自業自得だと思います。
民衆のための貧民救済、医療行為の資金がこれからどうなるのか心配です。
神殿はヘリオスから被害金額の報告はいえないはずです。
そこを利用して支払いをうまく減らすことができたヘリオス。
汚いことをしていれば正直に言えないですよね。
皇室と神殿はますます関係が悪化しそうです。
貴族の屋敷で働いていた平民の解雇によって民衆からどのようなことが起きるか予測不能な危ない空気に感じました。
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