マンガ「見捨てられた推しのために」9話のネタバレ感想です。
ヘスティアが未来が見える能力があると知ったウロースは、カエルスを助けに来たことや、ピンクダイヤモンドの話をカエルスに伝えます。
カエルスの許可をもらったヘスティアは、使用人総出の準備と応援により、ヘリオスとディアーナのところへ出向いたのでした。
見捨てられた推しのために【9話】ネタバレあらすじ
カエルスとヘスティアの婚姻を戸惑うヘリオスとディアーナ
ヘスティアから婚姻証書と侯爵直筆の手紙を見たヘリオスとディアーナは、カエルスが結婚したことに戸惑っていました。
カエルスからの直筆もあり、証拠もありますがヘリオスはヘスティアに疑いをかけます。
「恐喝して神殿の土地を奪うのは、権力の乱用ではないのか?」
ヘスティアのことが気に入らないヘリオスは、ヘスティアに対して攻撃をはじめたのでした。
ディアーナと同じように特別な力を持っているヘスティア
聖女だったディアーナに寄付した領地を神殿が手にすることは、権力を利用して領地を奪ったことになるのでは?と、ヘスティアは伝えます。
「それは神のおぼしめしでしょうか?」というヘスティアの言葉に何も言えないディアーナ。
領地を寄付したのはディアーナを慕っていたカエルスの気持ちだったことを伝え、過去にとらわれず前にすすめるようにと進言して領地を取り戻すことに成功します。
そして、ヘスティアは、自分もディアーナと同じ特別の力の持ち主で未来が見える能力を持っていると伝えたのでした。

ヘリオスは偏見がすごいな・・・。
ヘリオスとディアーナは自分勝手にカエルスを傷つけたのに!
見捨てられた推しのために【9話】感想
ヘリオスの傲慢さがハッキリわかるお話でした。
カエルスの気持ちを考えずにヘスティアと婚姻したことを非難する態度が信じられません。
ヘスティアの言葉すべてが2人の矛盾をついてるようで応援したくなりました!
神殿と神官、神への感謝は同じじゃない
神殿や神官に対する考え方について、ヘリオスがヘスティアを攻撃したことによっておかしな矛盾が明るみに出てきました。
聞いているだけで納得できないことだらけだったので、ヘスティアにとって攻撃できるチャンスがあり、聞いていて頷けることばかりでした。
ディアーナに対するカエルスの気持ちの表れとして領地を寄付という形にしていたのに、神殿がもっていくことが私利私欲まみれな証拠です。
私利私欲まみれになってしまったディアーナも聖女としての責務を果たしていません。
ヘスティアには、ヘリオスとディアーナをスカッと成敗できる復讐をしてもらいたいです。
今のヘリオスを見ていたら、独裁帝国にもなりえそうな自分中心な考え方しかできない人物のように思います。
ディアーナは、事なかれ主義といったところで自分の意見もなく皇太子妃としての教育も貴族のたしなみもない人物のようです。
このような2人が未来の帝国を豊かにできるわけがないです。
ヘスティアの介入によって未来がどうかわるか楽しみです。
カエルスの妻ヘスティアは特別な力の持ち主
ヘリオスはなぜカエルスの妻となったヘスティアをあそこまで否定するのでしょう・・・。
今まで皇太子という立場から、誰もヘリオスに苦言をする人はいなかったからかもしれません。
カエルスは優しい包容力のある人物だと思うので、ある程度のことはきっと許しているはずです。
カエルス以外でヘリオスに言える存在はきっといなかったから今の性格になってしまったんではないでしょうか。
ヘスティアにあの手この手で攻撃するヘリオスにどんどんジャブをする攻撃のヘスティアの賢さが際立っていて楽しく見ることができました。
特に、世の中の人が皆ヘリオスとディアーナの燃え上がるような恋愛を経て夫婦になるわけではないという言葉が、2人にジャブからのストレートを決めた瞬間のようでした。
貴族で名のある人たちは、自分の立場や家門を守るために結婚をするのが当たり前。
そんな皇族としての責務を果たさず聖女だという理由で后教育もしていない相手を選んで楽しく過ごしてからの結婚。
どう考えてもこの国のためにはならない結婚です。
もちろん聖女としてできることもありますが、次期皇后になるなら平民の暮らしはもちろん、貴族としてのマナーも絶対的に必要になります。
使節団との交流もあるわけですから・・・。
ヘスティアの毅然とした態度や品格のほうが、皇后の資質にむいていそうです。
今後どのような展開でヘスティアの未来予知が作用されるのか楽しみです。

ヘスティアのほうが貴族らしく賢いね

ヘスティアのジャブからのストレートパンチ、効いてるニャ!
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