マンガ「見捨てられた推しのために」43話のネタバレ感想です。
少しずつ距離の縮まるヘスティアとカエルス。カエルスは、ヘスティアに感謝の言葉を伝えます。ヘスティアに生きる意味を見つけるしかなかったこの世界で、生きる意味はカエルスだけです。
カエルスのおかげで石鹸事業も順調に進めているなか、マダム・ハルモニアがヘスティアにお願いをするのでした。
見捨てられた推しのために【43話】ネタバレあらすじ
マダム・ハルモニアへの貸し
マダム・ハルモニアからのお願いは、ヘスティアからディアーナに苦言を呈してほしいとのことでした。
それを聞いて驚くヘスティアですが、マダム・ハルモニアは全く気にしていません。
ディアーナが嫌がるのではとヘスティアは答えましたが、マダム・ハルモニアは強引に話を進めていきます。
ヘスティアは、マダム・ハルモニアと今の関係が壊れるリスクを考えマダム・ハルモニアに条件を出してお願いを聞くことにしたのでした。
マダム・メロペとヘリオス
宮殿の庭園ではヘリオスが思い詰めていました。
マダム・メロペ、彼女は早くに亡くなった皇后、ヘリオスの母親の代わりの存在でした。
ヘリオスが成長するまでいつもそばにいてくれた家族同然の侍女長だったのです。
マダム・メロペは、皇室に忠義を誓った人でした。
しかし、ディアーナのお茶会でのもてなし方で衝突してしまい辞職してしまいました。
ヘリオスはかつてのディアーナとの幸せだった日々を思い出していたのでした。
見捨てられた推しのために【43話】感想
今回のお話は、マダムハルモニアの奇想天外なお願いから始まり、ヘリオスの悲しい出来事、ヘリオスのディアーナへの気持ちまで色々な流れのわかるお話でした。
天然のマダム・ハルモニア
マダム・ハルモニアは自分が無理だからってヘスティアに損な役をさせる意味がわかりませんでした。
どう見ても、ディアーナとヘスティアは仲が悪いのに気が付かないなんて・・・。
ディアーナの心を動かせるのはヘスティアだけだと強引にいくマダム・ハルモニアには本当に困ったものだと思います。
おっとりしているようで自分の意見は曲げない頑固さはヘスティアも手を焼いていましたよね。
マダム・ハルモニアは、ディアーナと仲がよかったはずなのにディアーナの都合の悪い話をしようとしたからすぐ遠ざけられてかわいそうだと思いました。
そこまでして何故、ディアーナを大切にすることが理解できません。
マダム・ハルモニアの知っているディアーナはもういないと早く気づいてほしいです。
マダム・メロペとの別れ
ヘリオスの悲しい過去、いつもそばにいてくれたマダム・メロペとの別れ。
とっても切なく悲しくなりました。
でも、マダム・メロペがここまで大切な存在なら、ディアーナの思い通りにさせていてはいけないと思います。
過ぎた過去は戻りませんが、これからの未来のためにヘリオスも考えて行動してほしいです。
皇室として何が大切なのか、自分の価値観で見ないで相手をもてなすことが一番伝わりやすい交流ではないかなと思います。
帝国が危うくならないように早く対応してほしいです。
変わってしまった幸せな時間を取り戻すために、ヘリオスも気づいてくれるといいなと思います。
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