見捨てられた推しのために

見捨てられた推しのために【16話】ネタバレ感想「ディアーナの動揺」愛らしい聖女はもういない

見捨てられた推しのために
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マンガ「見捨てられた推しのために」16話のネタバレ感想です。

前話あらすじ

カエルスは、ヘスティアのことをにわか貴族扱いしました。

落ち込むヘスティアですが、ピンクダイヤモンドの指輪を貸してほしいとカエルスにお願いします。

もっていけともらった指輪は、ディアーナのために苦労して手に入れた大切な婚約指輪だったのでした。いざ、ディアーナとの謁見がはじまります。

見捨てられた推しのために【16話】ネタバレあらすじ

ヘスティアとディアーナの会話

ヘスティアとの謁見に冷たい対応をするディアーナ。

ディアーナは、ヘスティアがはめている指輪を見て動揺していました。

ヘスティアがはめている指輪は、ディアーナに捧げたカエルスのこころだったからです。

ヘスティアは、ディアーナに突然手紙を渡します。

そこには国境に関する事が書かれていて、国の痛手になる内容でした。

予知能力で取引

「なぜヘリオスではなく私に予知を伝えるの?」

ヘスティアが、ヘリオスでなくディアーナに伝えたのには理由がありました。

ディアーナが主催するお茶会の情報がほしかったからです。

「私はこの帝国の皇太子妃、あなたは私に敬意を払う立場なのですから」

小説の世界にいた愛らしい聖女ディアーナはこの世界に存在しない。

ヘスティアは、ディアーナの言葉で実感したのでした。

見捨てられた推しのために【16話】感想

今回のお話は、小説の世界のディアーナと、この世界にいるディアーナの性格が変わっているお話でした。

ヘスティアによってディアーナの本性がでてきましたね。

ヘスティアとディアーナ

ヘスティアに対してディアーナは敵意むき出しでした。

皇太子妃としての器がなかったと思います。

ヘスティアは、いつも推しのためという目的があるからなのか余裕な感じがしますね。

だからヘスティアの指輪を見た時に動揺したことをうまく隠せなかったんではないのかなと思いました。

皇太子妃の立場なら、今後貴族など交流があるはずです。

今のままでは、皇室としてかなり危険だと思いました。

ディアーナに捧げたカエルスのこころ・・・。

この指輪で動揺することは、カエルスやヘスティアに失礼ですよね。

ディアーナは結局カエルスよりヘリオスを選んだ。

カエルスに新しい人ができて当然。

これがディアーナの選択の結果だと思いますが、ディアーナは違ったのでしょうか。

取引のメリット

ヘスティアがディアーナに渡した予知の内容にディアーナは驚いていました。

もしヘスティアが教えていなければ帝国の大損害がディアーナでもわかったからだと思います。

皇帝の代わりにヘリオスが下した判断によって起きたタイムリープ前の内容。

ヘリオスの判断で帝国が危険になった出来事に、優秀なカエルスの存在はありませんでした。

しかし、ヘスティアが変えたこの世界にはカエルスが存在しています。

予知によってこの事件も防げることは、また違う未来になることですよね。

ヘスティアは、ディアーナのお茶会の情報との取引材料としてこの内容を伝えていました。

ディアーナは怒っていましたが、帝国がこの内容を回避できるのであればとてもありがたい取引のはず。

ですが、結局取引に応じたディアーナはモヤモヤしていました。

それは皇太子妃として感謝するところじゃないのかなって・・・。

それなのに、自分が皇太子妃だからヘスティアには敬意を払う立場と言うなんて。

もう聖女としてのディアーナはいない。

身分を強調する傲慢な人になってしまったと実感しました。

皇太子妃の立場でマウントをとったディアーナに過去の愛らしさはなかったです。

自分の感情で判断する皇太子妃、不安でなりません。

物語は確実にディアーナが悪役の道に進むシナリオに変更してしまったのかも知れません。

ヘスティアの存在で、主人公だったディアーナはもういなくなったのでしょうね

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