マンガ「見捨てられた推しのために」10話のネタバレ感想です。
ヘスティアは、婚姻証書とカエルス直筆の手紙をヘリオスとディアーナに見せます。
納得いかないヘリオスは、神殿を脅迫したとヘスティアに攻撃します。
領地はカエルスがディアーナを慕っていたから寄付したことや、特別な力を皇族一族にしか使わなくなったディアーナにヘスティアは反論しました。
すべて反論する2人に、ヘスティアは自分にも特別な能力があることを伝えたのでした。
見捨てられた推しのために【10話】ネタバレあらすじ
カエルスの感謝の気持ち
ヘスティアに感謝の気持ちを込めてお礼がしたいと話す、推しのカエルスの言葉に大興奮してしまうヘスティア。
色々考えた結果、マダム・ハルモニアという人物に家庭教師をしてもらうことに決めます。
その言葉に難色を示すカエルス。
実は、マダム・ハルモニアはディアーナと1番親しい貴族であり助力者でもあったからです。
神殿がディアーナの政治的な同志なら、マダム・ハルモニアは精神的な支柱。
ヘスティアは彼女を味方にするためお願いしたのでした。
カエルスの代わりに復讐する!
ディアーナに一番近い存在のマダム・ハルモニアを攻略したいヘスティア。
彼女を攻略して味方につけることは、推しのカエルスを傷つけたディアーナとヘリオスに復讐するためです。
カエルスのことを考えているヘスティアの様子にカエルスの心は動きます。
「ありがとう」と、初めヘスティアにお礼を言ったカエルス。
初めての推しからのお礼の言葉が嬉しすぎるヘスティアでした。
見捨てられた推しのために【10話】感想
今回のお話は、カエルスからの感謝の言葉や距離感にバグってしまうかわいいヘスティアを見ることができました。
カエルスへの推し愛も伝わってきてディアーナ、ヘリオスへ復讐の準備がいよいよ始まってきた感じがでてきました。
推し様からのお礼
カエルスの距離感が近すぎて、推し様に耐えられないヘスティアの様子がとてもかわいかったですね。
至近距離からのカエルスとの会話に、夢なのかそれとも現実なのかと混乱している様子が、推しへの愛情が伝わってきました!
侯爵夫人としての立場も考えながらカエルスの代わりに復讐しようと考えるヘスティアの行動力はパワーがあります。
家庭教師をお願いすることがヘスティアの願いになることはきっとカエルスは想像つかなかったと思います。
そしてその人物がマダム・ハルモニアだったなんて!?
カエルスはきっと頭の中で葛藤していたのではないでしょうか。
自分が愛した人と仲の良いマダム・ハルモニア。
今までのディアーナとの過去を思いだすことがありそうで正直辛いはずです。
過去と向き合うことが今なのか正直わかりません。
でも、ヘスティアには考えがあってのことです。
ディアーナのために、カエルスの差し金で反発した貴族が亡くなった事件。
いつかは向き合うべき事実ですから、カエルスも向き合う努力をしたのかもしれません。
きっと小説のラストと違ったその後の展開をヘスティアなら見せてくれるはずです!
社交界の顔利きマダムを攻略する第一歩
ヘスティアは、なぜディアーナの味方マダム・ハルモニアを味方につけようと考えたのでしょうか。
正直、ディアーナの味方をヘスティアの味方につけることは時間がかかるし成功率も難しいと思うんですよね。
ディアーナをよく思わない人達から攻略したほうが支持者も増えて復讐することに成功しやすいのでは?と考えましたが違ったみたいです。
マダム・ハルモニアは、平民だったディアーナを皇太子妃になるまで影で支えた人物。
彼女なしでは皇太子との結婚はもしかしたらなかったかもしれません。
社交界の顔利きとして有名なマダム・ハルモニアだからこそ情報も知っていて、ディアーナは皇太子妃といて今があるのではないでしょうか。
それなら、マダム・ハルモニアがヘスティアの味方になってくれたら事態は一変して復讐の時期が近くなることがわかります。
マダム・ハルモニアの行動を理解しているヘスティアだからこその策略だったと言えますよね。
彼女1人ヘスティアの味方をするだけでカエルスに代わって復讐する時間が早まる。
逆に遅くなったらディアーナの支持が上がってしまい復讐することが困難な状況が見えます。
カエルスもマダム・ハルモニアが家庭教師になることを承諾したので、いよいよヘスティアの策略が始まります。
コメント