マンガ「見捨てられた推しのために」38話のネタバレ感想です。
カエルスは、ヘスティアに領地イリオンに一緒に行こうと誘います。
理由は、カエルスが病になっていると噂が広まっているからでした。
ヘスティアは領地に行く前にディアーナへ謝罪をしました。
その時、ディアーナは予知についてヘスティアに質問し、治癒の力が2年以内になくなることを知るのでした。
見捨てられた推しのために【38話】ネタバレあらすじ
私はあなたに選択肢を与えただけ
妃殿下の能力は跡形もなく消えるでしょう。
神の力に対して発言するヘスティアにディアーナは感情を高ぶらせます。
私の予知能力も神から授かったものですから。
ヘスティアは、皇太子にも報告すると伝えました。
必死に自分が報告するとディアーナは懇願します。
ヘスティアは、一言ディアーナに言い、選択肢をディアーナに与えたのでした。
ディアーナの栄光
治癒の力があっても平民出身の聖職者ディアーナは、他の聖職者から身分の差で疎まれていました。
「あなたは特別な人です」
ヘリオスとカエルスはディアーナに伝えました。
神から選ばれた聖女、皇太子妃、次期皇后となるのは私が特別な人間だからと思うディアーナなのでした。
カエルスとヘスティアは、ディアーナとの思い出の場所、領地へ向かいます。
ヘスティアは、思わずディアーナがカエルスに言った言葉をカエルスに話してしまったのでした。
見捨てられた推しのために【38話】感想
今回のお話で、ディアーナについてよくわかりました。
ヘスティアの予知、ディアーナの治癒について神から与えられた特別な力、それを扱う自分の気持ちの持ち方はとても大切だと思いました。
神に与えられた特別な力をもつ2人
ディアーナと、ヘスティア。神に与えられた特別な能力がある2人ですが、ディアーナの治癒の能力が失われていく事実に驚きを隠せないディアーナには、予兆がありましたよね。
聖女としての役割を忘れてしまったディアーナには神からの治癒の力は必要なくなったのかな?と思いました。
地位、名誉という私利私欲が出てきていたので聖女として優しく慈愛に満ちたディアーナの存在はもういないんだとわかりました。
聖女じゃなくなったら価値や愛はなくなってしまうの?
そんな疑問が浮かびましたが、カエルスをあんなに傷つけて自分はこの幸せを手に入れたという事実にもっと向き合ってほしいです。
ディアーナがしてきたことは、聖女としての行いではなかったと思います。
神が私を捨てる訳ない
平民が聖職者になるってことはとても大変なことなんだなと思いました。
上下社会の中で平民を特別扱いするのが貴族たちには許せなかったんでしょうか。
そんなディアーナに手を差し伸べたヘリオスとカエルスは優しい人達だと思います。
でも!これが運命の分かれ道になってしまったかも知れないと思いました。
特別な力をもったから特別な人になった・・・。
ディアーナはきっと、聖女、皇太子妃、次期皇后の地位まで上がれることに平民としての憧れがあったのかも知れませんが、本当は違った意味があったのではないかと思います。
心優しい素直なディアーナにヘリオスもカエルスも惹かれたのではないでしょうか。
過去には戻れませんが、あの頃の気持を思い出してほしいです。
ヘリオスとの関係も真の愛があればきっと幸せになれると思います。
ヘスティアとカエルスはヘスティアの推しへの愛でここまで進展してるんですから。
コメント