マンガ「皇帝の子供を隠す方法」31話のネタバレ感想です。
侍女の証言によると、テオールは壺を割って逃げて行ったという。アステルは違和感を感じながらも、今はテオールを探すのが先だと、人手を募ろうとしていたら、そこへテオールを抱いたカイゼンが現れる。テオールによると、知らない侍女が自分を連れ去ろうとしたので逃げたと言う。そしてそこで偶然カイゼンに出会ったというのだった。
皇帝の子供を隠す方法【31話】ネタバレあらすじ
「もう大丈夫だ」優しい言葉にテオールも安堵。そして犯人捜しへ!
カイゼンが「もう大丈夫だ」と優しくテオールを抱き寄せると、安心したのか、テオールは目が腫れるくらい泣きじゃくるのだった。
大変な目にあったテオールに、カイゼンは都に戻ったら、褒美をあげると言い、動物園で生きた熊を見せる事や、望めばこの国で一番大きな劇場に連れて行こうと言う。
だが、勝手に約束したことがアステルにバレない様に、テオールに、このことを秘密にするように言うと、テオールは、秘密を守るのは上手だと笑顔で言うのだった。
そして、アステルと合流した今、カイゼンはテオールを連れ去ろうとした犯人を捜すため、既に侍女を招集済みだった。
テオールは直ぐに、自分を連れ去ろうとした侍女を指さすが、幼い子供の証言だけでは、罰する事ができず、ブリンが噛みついたという袖を見るが、破れてはいなかった。
しかし、アステルはその綺麗すぎる服を見て、侍女が着替えたのだとわかり、部屋を調べるように指示すると、侍女は観念して、自分がやったと白状するのだった。
皇帝の子供を隠す方法【31話】感想
どうみても親子!優しいカイゼンの言葉にテオールも安堵する
ブリンの鼻が役に立ちました!ナイスブリン!
お陰でカイゼンと会うことができたテオールです。
相当怖い思いをしたであろうテオールを、優しく抱き寄せて慰めるカイゼン…。
いや、これもうどう見ても親子じゃね??
事情を知らない人が見たら、絶対二人は親子だと思うのでは??
そして、世の父親のごとく、泣いている息子に甘い約束を次々にするカイゼンが微笑ましい。
テオールが可愛くて仕方ない、この子が喜ぶ顔を見たいって、(無意識かも知れませんが)思っている事でしょう。
そして、最後にアステルに秘密だと言うところまで、勝手に息子を甘やかして妻に叱られるのを恐れる父親そのものです!
また、そんなカイゼンを、本能なのか、カイゼンの愛情を感じたからなのか、素直にカイゼンを好きだと思うテオールがまた愛おしい!

世の父親に甘える、普通の幼い息子にしか見えません!
ただ、違うのは、二人が実の父子という事を全く知らないことと、テオールは秘密を守るのが世の子ども達より、数段上手だというところでしょうか。
そこが愛おしくも切ないと感じました。
一方、犯人はアステルの機転であっさりとあぶり出すことができました。

テオールが犯人を証言しても、幼いとそれだけでは証拠にならないのは、なんだか悔しいことだと思いました。
ただ、アステルも真犯人が裏にいることは気づいてそうでした!
どうするすもりなのでしょうか?
コメント