マンガ「皇帝の子供を隠す方法」27話のネタバレ感想です。
フローリンの申し出により、マリアンはアステルに直接謝罪するよう連れてこられるが、マリアンは謝罪するどころかアステルを侮辱する発言をする。そこへ、カイゼンがカレンベルク侯爵の見舞いにやってくる。カイゼンは、テオールは父親に似て礼儀正しいと褒めるが、それに対して侯爵はつい挑発的な態度をとってしまうのであった。
皇帝の子供を隠す方法【27話】ネタバレあらすじ
カレンベルク侯爵を誤解するカイゼン!そしてアステルを舞踏会へ誘う
カイゼンは、カレンベルク侯爵の言葉を聞いて、平民であるテオールの母を侮辱したと思い、不快感を示し、アステルに都に住まいを用意するから、テオールと住めと言う。
その、見当違いの提案にアステルが反発すると、今にも泣きそうなテオールが入ってくる。
そこで、カイゼンがアステルを舞踏会に誘い、テオールの気を逸らせると、アステルもそれを承諾するのだった。
テオールも舞踏会に行きたがるが、アステルが頑なに拒否する。代わりに庭が見たいと言うテオールの願いを聞き入れ、3人は庭に散策に出ることにする。
ガゼボを見つけ、テオールが見てみたいと言うので行ってみるが、生憎、施錠されていて中を見ることはできなかった。
だが、その近くで、一面の花畑を見つけ、テオールは感激するのだった。
それを見たカイゼンが、気に入った花があれば送ってやろうと言うが、アステルはそれを丁寧に断り、本当に必要な物があれば真っ先に陛下にお願いすると笑顔で話すのだった。
もちろん、それはテオール達を東部に帰らせる事だった。
皇帝の子供を隠す方法【27話】感想
すれ違いコント?!カレンベルク侯爵が強い!
あれ?なんだか今回はすれ違いコントみたいな事が起こっています!
カイゼンが何も知らないことをいいことに、カイゼンに嫌味を言う、カレンベルク侯爵!
中々お強いです。
カイゼンはカレンベルク侯爵からしてみれば若造ですが、一応一国の皇帝。
ですが、孫娘の為なら強く言える侯爵!!素敵です。
それを聞いたカイゼンが、テオールの元使用人の母親の事を、カレンベルク侯爵が言ったと思って、嫌悪感を示すのですが…。
そこは、カイゼンは皇帝として育ったにもかかわらず、平民の母親を尊重する考えができることに、素直にいいな!って思いました。

カレンベルク侯爵は元使用人じゃなくて、孫(アステル)を気遣え!って思っているようだにゃ~!
ただ、カイゼンはカレンベルク侯爵を頭の固い頑固爺と思った様で、アステルを、良かれと思って、都に住むように言い出します。
これにはさすがにアステルもイラっとしたようです。

アステル的には、今更何言ってんだこいつ!って思ってそうです。

侯爵がいなかったら、アステルもテオールもどうなっていたかわからにゃいにゃ~!
カイゼンは、何も知らないので仕方がないのですが、カイゼンの良かれと思った行動が、全部アステルにとっては迷惑な話で、裏目に出てしまっている状態です。
もはや、カイゼンが少し不憫に思えてきます…。
そして、最後にアステルがカイゼンに「必要な物があれば真っ先に陛下に言います」と言った時のカイゼンの表情が…。
とても穏やかで、嬉しそうなんです!!
でもアステルは、公衆の面前で、テオール達を帰すようにお願いしようと思っているんですよね~。

カイゼンの表情を見る限り、アステルが自分に少しでも、心を開いてくれたと思っているのではないでしょうか?!

そう思ってカイゼンを見るとちょっといたたまれないにゃ~。
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