マンガ「今世は当主になります」201話のネタバレ感想です。
突然、目に前に現れた第1皇子アスタナは、皇帝に向かって攻撃します。
ベササックから奪った剣を振りかざしたアスタナ。
危険に晒された皇帝ですが、ペレスがアスタナから皇帝を助けたのでした。
今世は当主になります【201話】ネタバレあらすじ
皇帝からアスタナの罪を聞いた皇后
ペレスは、皇帝を殺害した証拠として、切り落としたアスタナの腕も持ち帰ります。
馬車から降りた皇帝を出迎えた皇后。
片腕のない様子に驚き、皇帝のマントを掴み必死に理由を聞こうとします。
皇帝から理由を聞いた皇后は、今にも倒れそうになり、その場で呆然としてしまったのでした。
ルーラックと皇帝はこれからの話をする
ロンバルティ当主ルーラックは、皇帝との会話で民意を気にかけるべきだと伝えます。
第1皇子が陛下を殺害しようとした噂が国民の不安を煽っていること、ブラウン家に関することも再び話題になっていました。
40年ほど前にブラウン家を襲い、当主を殺害したのはアンゲナス家という古い噂。
ブラウン家を復権させることを提案したルーラックの言葉に、皇帝は従うことにしたのでした。

ペレスとルーラックがとうとう動き出したんだ!
今世は当主になります【201話】感想
今回のお話では、ペレスがとうとう作戦を実行して皇帝になるために動きだしました!
ロンバルティ当主ルーラックのうまい心理作戦、長年の経験からできる技が光っていました。
皇后も母親だったか
皇后の表情が、一気に老婆のように変化した姿が印象的でした。
すべてはペレスの策略だと気づいているようにみえたときのワナワナと震えている様子。
これは、かなりの怒りが込み上げて我慢していますね。
アスタナの片腕がなくなっていることに気づいたときのショックで青ざめた表情。
アスタナを道具のように思っていましたが、腕のなくなったアスタナを見た時は、さすがに母親だったかと思いました。
怪我の様子に手当をお願いしていた時は、アスタナを愛しているからこの感情になったのかと感じましたが、ペレスとの会話後は、アンゲナスのためなのかとも少し思えてしまいます。
ルーラックは皇帝を魔法の言葉で思い通りに動かす天才
ロンバルティ当主であるルーラックのイケオジさに今回も尊敬です!
皇帝との会話の中に、ルーラックの余裕のどっしりかまえている姿と、皇帝の話を聞いてうまく誘導していく自然な心理戦を楽しくみさせてもらいました。
皇帝の周りの目を気にする気弱な性格を理解しているから、そこをついて思い通りの返事に仕向けていく頭脳派なルーラック。
先帝の尻拭いをしなければいけないという気持ちの皇帝を上手く誘導したなと思いました。
ペレスのように戦いで勝利するものもいれば、ルーラックのように戦わずして寄り添うような形で心理を用いて戦うものもいるんだと、感心しました。
色々なところで戦う物語の結果に、毎回ワクワクします。

ロンバルティ当主の自然さがスゴイことにビビる!

ルーラックの心理で誘導する力はものすごいことだニャ


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