今世は当主になります【189話】ネタバレ感想「父の愛情は誰よりも深い」フィレンティアが初めて決意が揺らぐ回

マンガ「今世は当主になります」189話のネタバレ感想です。

今世は当主になります【189話】ネタバレあらすじ

フィレンティアの気持ちが揺れるパパの愛

フィレンティアとその側で一緒にいるペレスの様子を見て優しい顔で微笑むフィレンティアの父ギャラハン。

フィレンティアがもしいなくなってしまったら・・・そんなことを考えてしまい不安が募っていきました。

泣きながら話すパパの言葉から気持ちが痛いほど伝わったフィレンティアは、過去に戻って初めて決意がゆらいでしまうのでした。

次のロンバルティ当主はいったい誰が！？

フィレンティアから本心を聞いたギャラハン。

ギャラハンは、父親として自分の心配する気持ちよりも、フィレンティアの応援をしようと決めます。

ロンバルティ当主は会議で次の後継者の話を始めます。

その中でペレスとフィレンティアの婚約の話もあがってきたのでした。

今世は当主になります【189話】感想

父親の愛情は本当に深いんだなと感動するお話でした。

父としての心配よりも娘の夢の応援をするギャラハンの気持ちが痛いほどわかります。

ここまでがんばったのはすべてフィレンティアのためとギャラハンのすべてが語っている家族愛に溢れたあたたかい時間でした。

誰よりも大切な愛するフィレンティア。

フィレンティアのパパギャラハンに泣けました！

今生ではパパを救ったフィレンティア、その背景も知っているからフィレンティアのパパへの愛情が深いことを知っています。

父親ギャラハン。彼もまた、フィレンティアが自分のせいでバカにされないように必死にがんばり、弱くて優しすぎる姿は見せることはありません。

ロンバルティとして堂々と娘フィレンティアを守るために変わったことで今の生活もあります。

フィレンティアと父ギャラハンのお互いを大切にする気持ちがわかる程、今回のフィレンティアの事件は許しがたいこと。

皇后の攻撃がどれだけ危険かわかっているからこそ娘を安全な場所に行かせたい親の気持ちとフィレンティアの夢を聞いた感情が複雑すぎて泣けました。

フィレンティアも、だから今生で初めて迷いが出たんだとわかります。

大切な娘だから応援してあげられるギャラハンの辛さと愛情、フィレンティアの未来に反映されてほしいです。

次期当主選びはどうなる？

会議でロンバルティ当主の表情がとても気になりました。

あの表情はなんで？と疑問が残りましたが、あのときはフィレンティアとペレスの婚約の話がでてました。

まだ、フィレンティアが毒で寝込んでしまった事実は知らないはず。

やっぱりペレスとの婚約がロンバルティにとって危険分子。

フィレンティアが若いことが問題になったとしても、そこは能力、周囲の有能な部下によってカバーできます。

しかし、当主になるには重大な問題は皇族との結婚。

皇后とロンバルティ、二足のわらじは今の法では不可能。

ロンバルティ当主は果たしてどの問題であんな険しい顔になったのかは凡人ではわからないかもしれません。

次期当主になるためにはやはり今の選択肢はペレスとの婚約破棄しかなさそうです。