マンガ「今世は当主になります」178話のネタバレ感想です。
宮殿の馬車に皇后付きの侍従でフィレンティアを迎える皇后。
自ら出迎えフィレンティアのために設けた晩餐だと話します。
しかし、先手を打っていたフィレンティアはペレスを呼んでいました。
一緒に食事をする流れに変えることで皇后の思い通りにはさせなかったのでした。
今世は当主になります【178話】ネタバレあらすじ
予測していたフィレンティア
皇后から婚約祝いにと渡された箱の中身は、皇室で代々受け継がれていた宝石でした。
父ギャラハンはいつ戻ってくるのかと聞いてくる皇后。
晩餐会の真の目的は、ギャラハンを手にいれるためにフィレンティアを懐柔することだったのです。
事前に予測していたフィレンティアは、ギャラハンに余裕がないと伝えます。
そして、フェレット商会、フィレンティアの師匠のクレバリンを紹介したのでした。
一線を越えてはいけない・・・。
皇后の前で、フィレンティアとペレスは婚約の疑惑を拭うため、手を握った行為についてペレスに注意するフィレンティア。
「あなたも忘れてないよね?これは契約結婚なんだよ」
ペレスに話す言葉とは違い、心ではこれ以上ペレスと一線を越えてならないと我慢します。
ペレスは、ソファで横になっていたフィレンティアにそっと覆いかぶさる形で見つめます。
そして、「我慢しなくていい」とやさしく顔をちかづけたのでした。

契約結婚って言ってるけど気持ちは本物なんだよね。
今世は当主になります【178話】感想
アンゲナスの皇后の作戦よりも上手なフィレンティアでした。
皇后の欲深さがどんどん表面化してきます。
しかしフィレンティアは、どうすればいいかを予測して逆に利用することまでを先手で行動していました。
ペレスとの今後も気になりますが、フィレンティアの気持ち次第で2人の関係は変化する気がします。
皇后のご機嫌取りはあからさま
フィレンティアをあれだけよく思っていなかった皇后の態度の本音は、やっぱり自分の欲を満たすためでしかなかったです。
あれは、父ギャラハンをうまく言いくるめようとするために先にフィレンティアを利用するという作戦だったわけですね。
しかし、フィレンティアは更に先を読めていたことですでに先手を打つという頭脳の持ち主。
見ていてスカッとするシーンばかりです。
子どもだと思い、皇室の代々受け継がれる宝石で釣ろうとするなんて、フィレンティアのことを甘く見すぎです。
甘く考えていたからペレスを呼んで一緒に食事ができたわけですが・・・。
そのへんの何も知らない令嬢と同じだと思ったような扱いをした皇后の負けです。
皇后の疑いによって、ペレスはフィレンティアと親密な関係をアピールできました。
フィレンティアも、ペレスからの行為を皇后の前なので契約結婚を払拭するために断ることはできない、ペレスにとってはラッキーな出来事。
フィレンティアの苦しい本音
幼い頃からペレスを見守り続けたフィレンティア。
気づいてしまったペレスへの気持ちを抑えることしかできないフィレンティアの苦しい現実。
それはきっと、ペレスの幸せとフィレンティアの幸せのたどり着く先が交われないから。
未来を変えてしまってもいいのかと苦悩しているフィレンティアの姿が切ないです。
ペレスが皇帝にならなければ帝国が危険になってしまうという現実がわかるから、フィレンティアは自分の感情で動けなくなってしまう。
フィレンティアの夢のためにもこれからの2人がどうなるか見逃せません。
いいシーンには必ず邪魔が入ってしまうのは定番ですが、キスシーン・・・惜しかったです。
もっと、ペレスとフィレンティアの進展した甘い時間をこれからもっと見たいです。

フィレンティアがペレスと一緒になっちゃダメなのかな?
皇后はペレスを嫌ってるけどなんか嫌な予感がするよ。

フィレンティアとペレスあとちょっとだったニャ!
現実はそう簡単にはいかないニャ。
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