マンガ「今世は当主になります」176話のネタバレ感想です。
清々しい爽やかな朝、フェレット商会からの荷物を見に行くロンバルティ嬢のララネ。
今ではルーマン領にいるララネにフィレンティアはプレゼントを贈ります。
そこにはロンバルティ当主であり、ララネの祖父ルーラックからの手紙とプレゼントが。
ララネは嬉しくて泣いてしまったのでした。
今世は当主になります【176話】ネタバレあらすじ
皇后のおそろしさ
一ヶ月前に長子継承法が否決されてから、怒ってメイドにひどい仕打ちをする皇后。
ロンバルティの家族でありながら皇后に忠実だったセラルは、縁談のことでロンバルティ当主から見放されたため、手紙で皇后に助けを求めます。
私のためにならないという言葉を口にした皇后に、弟デュージーはあまりのおそろしさにゾクッと青ざめるのでした。
ペレス、アスタナを挑発する
キツネ大会の打ち上げ3日目、部下たちと楽しそうに腕相撲をしているアスタナのもとにペレスが現れます。
アスタナの様子をみてこんな情けないやつが競争相手とは・・・と思うペレス。
ペレスとアスタナは、来月のロンバルティ狩猟大会で勝負することになったのでした。

アスタナはやっぱり卑怯なやつだね
今世は当主になります【176話】感想
皇后の本質、自分側の人間に対しても使い道がなくなったら切り捨てる冷酷さに、弟のデュージーさえ怖がっていました。
人を物のように扱う皇后だから息子アスタナもあんな皇子になったのかもしれないです。
皇后とアスタナ、親子で同じ価値観
皇后の性格は本当におそろしいです。
弟であるデュージーでさえ顔が青ざめているほどだったので、周りでいつも皇后の世話をするメイド達はいつ攻撃されるかわからない恐怖に耐えながら働く辛さ、気の毒です。
デュージーも気の毒だなと同情しちゃいました。
皇后側の人間ですが、皇后の性格と、皇后の息子アスタナの間に挟まれお互いに気分を悪くさせないようにしなければいけない対応、心労が耐えないです。
皇后はおそらく自分の身内にも利用価値がなければ捨て駒にする人。
だからデュージーは常に皇后の機嫌を取らなければいけない状況なんですね。
正直、デュージーはそこまで悪い人に思えませんが、一緒にいる人によってその人の人生が左右されてしまうんだろうと痛感してしまいます。
ロンバルティの家族であるセラルは皇后の従順な者でしたが、ロンバルティから見放されたことで即切り捨てるという対応に恐怖を感じました。
これぞ、消耗品のように人を扱う皇后らしい一面と、アスタナの様子、そっくりです。
ペレスの本当の相手はアスタナではなく皇后
来月ロンバルティ領で開かれる狩猟大会で俺に勝ってみろと、ペレスの言葉に、絶対なにかあるなと感じました。
ペレスにとって、正直アスタナだけなら敵と認定するほどもない相手のはず。
アスタナは、人に対して自分が1番でいないと嫌なタイプで周りからちやほやされて調子に乗っている性格。
ペレスは逆に幼い時から皇后に虐待されて死なない程度に毒を飲まされたり過酷な生活でした。
フィレンティアの助けによって今に至りますが、フィレンティアから愛情のあたたかさを知って人の痛みも知っている人。
今回、ペレスから狩猟大会について話をして煽っている気がしました。
これは、アスタナの失態によって皇位継承が変わるように仕組んでいるのではと思います。
皇后は自らの手では絶対になにかをしないようにして痕跡を残さないようにじっくり作戦するタイプ。
ペレスが倒すなら当然アスタナをつつけばボロがでます。
アスタナはなにやら悪巧みをしようとしているようでしたので、ペレスがいよいよ攻撃のターンになりそうです。
そのために色々地盤を固める準備を確実にしないと・・・。
皇位継承も大詰めになってきた感じで楽しみです。
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