マンガ「今世は当主になります」174話のネタバレ感想です。
長子継承法を反対するロンバルティが、禁門令を解かなければ法が可決されてしまう事態になってしまいます。
皇后にとって今回の出来事は王位継承に影響を与え、皇帝は損はしない内容。
そんな中、フィレンティアはペレスと打開策にむけて行動を始めたのでした。
今世は当主になります【174話】ネタバレあらすじ
フィレンティアの薬指にキラキラ光る指輪
朝早くから皇帝へ挨拶に行くフィレンティアとペレス。
フィレンティアの薬指には、キラキラと輝く指輪がはめられていました。
ペレスとフィレンティアの婚約によって得があることを知っている皇帝は、ペレスとフィレンティアの婚約に賛成するのでした。
フィレンティア、ロンバルティのためにとった選択
ロンバルティ当主であるルーラックに、ペレスとの婚約を報告したフィレンティア。
祖父でもあるルーラックは、大事な孫娘フィレンティアが皇室と婚約することに反対します。
禁門令の書信には、皇室との縁談と書いてあったことで第1皇子とララネじゃなくてもいいと気づき、ルーラックにペレスと契約婚約することを話します。
「ロンバルティのためですから」と、ルーラックにフィレンティアは伝えたのでした。

ロンバルティ当主、フィレンティアのこととっても大切にしてるね
今世は当主になります【174話】感想
フィレンティアの発想はとても素晴らしかったです。
そして、同じ考えをしていたペレス。
相性ピッタリです。
ロンバルティを愛している気持ちが強く伝わってくることで、皇后の浅はかな考えがよくわかるお話でした。
フィレンティアの策に皇帝はハマる
フィレンティアとペレスの婚約に皇帝は喜んでいましたが、フィレンティアの作戦勝利でした。
なによりも重要だったことは、ロンバルティと皇室の繋がりを強調して市民や貴族のことを伝えたこと。
皇帝は誰よりも民衆の支持が1番なので、その話からロンバルティが認めたという内容を伝えたこと。
第1皇子とララネではロンバルティが認めたことにはならないので、フィレンティアとペレスが認められたことで、皇室とロンバルティの間も緩和されます。
そうすれば、皇帝とロンバルティの繋がりが強くなり、アンゲナス派の皇后も牽制できますね。
皇帝は損することが嫌いなので、この話が何より魅力的だったはずです。
フィレンティアの作戦は大成功!
フィレンティアの決意は、ロンバルティ当主のこころを動かす
ロンバルティ当主に、契約婚約を話したときのフィレンティア、とってもカッコよかったです!
フィレンティアを見ていると、誰よりもロンバルティを愛し、ロンバルティらしく凛としてオーラが違うなと尊敬します。
契約婚約なので、後で破棄することを話していたときのペレスの顔が怖かったです。
ペレスはフィレンティアのことを愛しているので、この契約婚約をそのまま続行して一緒になるつもりなんだろうなと正直思います。
ペレスは、内面に燃えるような気持ちを隠し持っている情熱的な男性のイメージなので、フィレンティアのことになると静かな炎が爆発するほど燃え盛り行動してくれると信じています。
気になったのは、ロンバルティ当主であるルーラックのつぶやきでした。
ロンバルティのためにと行動していたフィレンティアに後継者としての資質を明らかに感じているようでした。
そのためには自分を犠牲にすることも考えない覚悟とまわりに影響力を与えるカリスマ性。
フィレンティアを後継者として発表する日も遠くないかもしれないと思わせるお話でした。

フィレンティアの度胸にルーラックの心はなにか決めた感じがしたよ

フィレンティア、ロンバルティらしくてカッコよかったニャ。
覚悟がすごいニャ!
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