結界師の一輪華

結界師の一輪華【20話】ネタバレ感想「守られてきた日々への決意」分家に嫁がされそうになる葉月を助けたい

結界師の一輪華
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マンガ「結界師の一輪華」20話のネタバレ感想です。

前話あらすじ

桔梗は、落ちこぼれといわれる華との結婚に納得がいかなかったのです。そんな桔梗に葵と雅をみせることで、華は自分の力を示し、納得させます。ある日、華のもとをある人物が訪ねてきて・・・。

結界師の一輪華【20話】ネタバレあらすじ

華のもとに一瀬家の使用人・紗江が訪れ、葉月を救ってほしいと切実に頼みます。

葉月は20歳以上も年の離れた分家の男性と結婚させられそうになっており、華はその話に憤りを覚えつつも、抵抗しない葉月の自己責任だと考えました。

しかし実は、葉月が両親に逆らわないのは華を守るためでした。

かつて華は弱い式神しか作れず、父は養子に出そうと考えていたのです。

葉月は華を守る代わりに両親の言いなりとなり、華の分まで期待に応えてきました。

その真実を知った華は、平穏な生活を失ってでも葉月を救うことを決意し、葉月の式神・柊の協力を得て、葉月を学校に呼び出す行動に出ますが・・・。

結界師の一輪華【20話】感想

第20話では、華と葉月の関係性の深さがじんわりと胸に響く回でした。

初めは、葉月が自ら抵抗もせずに両親の決めた結婚話を受け入れているように見え、華も自業自得と少し冷めた気持ちを抱いていました。

その感情は、これまでの葉月の態度や振る舞いからすれば自然なものだったと思います。

しかし、紗江から明かされた真実は、華にとっても読者にとっても衝撃的でしたね。

葉月は、ただ従順に両親に従っていたわけではなかったのです。

むしろ、華を守るために自分を犠牲にし、両親の期待を一身に背負い続けてきたのでした。

葉月が自分の自由よりも華の居場所を優先してきたという事実は、葉月の優しさと強さを改めて感じさせてくれます。

それを知った華の心の動きも、非常に自然で共感できました。

ぺんぎん
ぺんぎん

これまで平穏な日々を大切にしてきた華が

それを捨ててでも葉月を救おうとする

その決断には、感謝や後悔、そして姉妹のような深い絆が詰まっています。

特に、葉月に守られていた時間を思い返しながら「今度は自分が守る番だ」と決意する華の姿は、とても頼もしく映りました。

また、葉月の式神・柊が協力してくれる展開も温かいです。

柊にとっても、葉月と華の絆は大切なものであり、その思いが行動に現れているように感じました。

これから葉月を救い出すために、華がどんな行動を取るのか、そして一瀬家の圧力にどう立ち向かうのか、とても気になります。

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