マンガ「結界師の一輪華」30話のネタバレ感想です。
鈴と桔梗と遊ぶ約束をしていた華は「友人と遊んだことがない」と言う葉月も連れて行くことになりました。その後朔の話題でヒートアップする鈴と桔梗を置いて、華と葉月はこれからの話をしようとするのですが、知らない男が現れて・・・。

男の正体は・・・⁉
結界師の一輪華【30話】ネタバレあらすじ
華と葉月が友人たちと休日を過ごしていたところに、三光楼家の次期当主候補・雪笹が現れます。
彼は「朔の嫁はどちらか」と問い、華に対して一方的に朔と離婚するよう迫り、彼女の腕を強く締め上げました。
葉月は雪笹の胸元にある「漆黒のペンダント」に気づき、彼が漆黒の術者であることを理解するのです。
雪笹は朔に対して強い執着を見せており、その理由や過去は語られていませんが、ただならぬ関係であることがうかがえます。
桔梗の大声で一時的に収まりますが、華はこの出来事をきっかけに彼に対する警戒を強めました。
その後、屋敷に戻った華は朔から雪笹の暴挙についての謝罪を受け・・・。
結界師の一輪華【30話】感想
第30話は、とにかく息が詰まるような展開でした。
せっかく華が葉月や友人たちと過ごす穏やかな休日のシーンから始まったのに、そこに突然現れたのが、漆黒の術者・雪笹。
彼の登場によって空気がガラッと変わってしまって、読みながら心臓がドキドキしました。
「朔の嫁はどちらだ?」なんて、あまりに乱暴で一方的な物言いと感じます。
しかもそれだけで終わらず、「朔と離婚しろ」と命令してくるなんて・・・。
華がどんな気持ちでその言葉を受け止めたかと思うと胸が苦しくなります。
さらには腕を力強く掴まれ、痛みに耐えながらも毅然とした態度を崩さなかった華の姿がとても切なくて、でも誇らしくも感じました。
雪笹のことは、まだよく分からない部分が多いですが、彼の朔への執着は尋常じゃなくて怖いくらいです。
漆黒の術者というだけあって、ただのわがままではない強い力と立場を持っているのが分かります。
だからこそ、彼の行動が余計に不気味で、これから何をしてくるのか不安でたまりません。
葉月が雪笹のペンダントを見て驚いたときの反応や、桔梗が登場して場を収めたくだりからも、彼の存在がかなり危険なものであることが伝わってきます。
それにしても、華は本当に強いですね!
怖かったはずなのに、ちゃんと自分の気持ちを持ち続けていたのがすごいと思います。
契約結婚とはいえ、朔のそばにいたいという気持ち、そして守られるだけじゃなくて自分も立ち向かおうとする姿が本当にかっこよかったです。
物語が進むごとに、ただの偽りの夫婦ではいられなくなってきている二人。
今回の雪笹の登場で、また大きく物語が揺さぶられるのは間違いありません。
華と朔の関係がどう変わっていくのか、それとももっと深まっていくのか、先の展開が気になって仕方ないです。
次回もきっとハラハラするんだろうな、と思いながらも、華の強さと優しさに希望を感じています。
どうか彼女がこれ以上傷つきませんように、そしてちゃんと守ってくれる人がそばにいてくれますように。
これからの展開を、ドキドキしながら見守りたいと思います。
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