結界師の一輪華

結界師の一輪華【2話】ネタバレ感想「普通でいたいのに」次期当主の花嫁探しの知らせが華を揺さぶる

結界師の一輪華
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マンガ「結界師の一輪華」2話のネタバレ感想です。

前話あらすじ

姉の葉月は強い力を持ち両親から溺愛され、妹の華は力が弱すぎて両親から虐げられていました。

最高位である人型の式神を作れる葉月、それに比べて最下位の虫の式神しか作れない華ですが・・・。

ぺんぎん
ぺんぎん

力の差が出てしまった双子の姉妹の今後は・・・

結界師の一輪華【2話】ネタバレあらすじ

学校では落ちこぼれの「Cクラス」に通う華。

術者ではなく会社員として生きたいと願う彼女は、優秀な姉・葉月と比べられ陰口を叩かれる日々を過ごしていました。

華の人型式神・葵と雅はその状況に憤りますが、華は力を隠すため二人の存在を秘密にしています。

放課後、妖魔を退治して帰宅すると、家には家族が勢ぞろい。

父から、一ノ宮家で新当主・一ノ宮朔の襲名披露式が行われること、さらに次期当主の花嫁探しが同時に行われることを告げられ、未婚の女子は必ず出席しなければならないと知らされて・・・。

結界師の一輪華【2話】感想

第2話では、、一番心に残ったのは華の「普通でいたい」という強い思いでした。

術者として力を持ちながらも、それを隠し、Cクラスに身を置き、将来は会社員として穏やかな人生を選びたいと願う姿がとても切なくて愛おしく感じられます。

周囲からは姉の葉月と比べられ、陰口を叩かれる・・・その状況に耐える華の姿は、読んでいて胸が痛みました。

それでも華のそばには、雅と葵という式神がいてくれる。その存在はまさに支えであり、唯一「自分を分かってくれる存在」なのだと思います。

怒りを見せてくれる葵と雅の姿に、華がどれほど孤独で、どれほど心の中で泣いているかが自然と浮かび上がってきて、思わずこちらまで温かい気持ちにさせられました。

そして、家に帰ってからの展開。

突然の「次期当主の花嫁探し」という知らせが、華の望んでいた未来を一気に揺さぶるように感じられました。

ぺんぎん
ぺんぎん

普通でいたい、穏やかでありたいと願っていたのに、避けられない大きな渦に巻き込まれていく・・・

華の不安や戸惑いが手に取るように伝わり、次の展開を考えるだけで胸がざわつきます。

この第2話は、華が持つ「強さ」と「弱さ」の両面をとても丁寧に描いていて、感情移入せずにはいられませんでした。

比べられ、押しつけられ、それでも自分らしく生きたいと願うその姿は、とても人間らしくて共感できます。

次回、華がどんな選択をしていくのか、朔との出会いがどう物語を動かしていくのか、ますます楽しみになりました。

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