結界師の一輪華

結界師の一輪華【10話】ネタバレ感想「堂々たる一宮の嫁」華は契約書をよく読まずに判を押してしまう

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マンガ「結界師の一輪華」10話のネタバレ感想です。

前話あらすじ

報酬につられて、朔が調べている事件の捜査に協力することになった華。事件現場から妖魔とは違う気配を感じても、その正体自体はなんなのか分からず、捜査は難航し・・・。

結界師の一輪華【10話】ネタバレあらすじ

学校ではすでに華と朔の結婚が噂となり、広まっていました。

そのせいで、朔を狙っていた女生徒から嫌味や嫌がらせを受けますがが、華は「一宮当主の嫁」という立場で堂々とはねのけます。

親友の鈴は心から祝福してくれますが、契約結婚であることを言い出せず、華は複雑な心境に・・・。

一方、朔は変死体事件の捜査を任されていました。

巨大な犬型の怪物の存在が浮かび上がりますが、犯人が確定できず、捜査は難航しています。

そんな中、捜査協力を華に求めると一度は断られるますが、海辺の別荘を契約条件に追加して承諾を得ました。

しかし華は契約内容をよく読まずに判を押してしまい・・・。

結界師の一輪華【10話】感想

第10話は、学校生活と事件捜査の両面で華の立場や心情が大きく揺さぶられる展開でしたね。

まず、結婚の噂が学校中に広まってしまうことで、華が女生徒たちから一斉に敵視されるシーンには胸が痛みました。

普通の女子高生なら委縮してしまうような状況なのに、華は“当主の嫁”という立場を逆手にとり、堂々と押し返す姿がとても痛快です。

彼女の強さとしたたかさに思わずスカッとしました。

その一方で、親友の鈴が純粋に華の幸せを喜んでくれる姿は温かく、読んでいて心がほっとしました。

ただ、その喜びに素直に応えられない華の複雑な表情が切なかったです。

契約結婚であることを打ち明けられず、秘密を抱えたまま友情に向き合う苦しさがリアルで、胸の奥に重く響きました。

ぺんぎん
ぺんぎん

一方で、物語は一気に不穏な空気へ。

朔に任された事件が「巨大な犬型の化け物」に関わるものだと判明するくだりは、緊張感がぐっと高まりました。

華が事件に巻き込まれていく予感がひしひしと伝わってきて、次の展開を想像するだけでゾクゾクします。

そして今回一番気になったのが、契約条件に「海が見える別荘」が加わるシーン。

華が渋々承諾する姿は可愛らしかったですが、軽い気持ちで契約書に判を押してしまったのは不穏すぎます!

華の無防備さが裏目に出てしまいそうで、ここから先の波乱を想像せずにはいられません。

全体的に、華の強さと弱さ、日常の笑いと事件の不気味さが絶妙に交錯していて、とても引き込まれる回でした。

特に「契約書に隠された何か」が物語を大きく動かしそうで、早く次を読みたくなるような終わり方でしたね。

華と朔の関係も、契約の枠を超えて少しずつ変わっていくのではないかと期待してしまいます。

次回も楽しみです。

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