結界師の一輪華

結界師の一輪華【15話】ネタバレ感想「喜びと切なさの狭間で」華は桔梗にされた離婚の提案を受け入れてしまう

結界師の一輪華
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マンガ「結界師の一輪華」15話のネタバレ感想です。

前話あらすじ

二条家が作った呪具が盗まれたのです。犯人は「彼岸の髑髏」と呼ばれるテロリストたち。あるとき、学校である事件が起きて・・・。

ぺんぎん
ぺんぎん

事件とは・・・?

結界師の一輪華【15話】ネタバレあらすじ

華が思わぬ形で二条院家の当主の孫・桐矢と桔梗に遭遇します。

彼らの目的はただ一つ、朔と華を引き離すことでした。

落ちこぼれと見下される華に対し「朔と別れてほしい」と告げる桔梗ですが、さらに驚くべき条件として「離婚してくれれば30億支払う」と持ちかけます。

思いもよらない提案に、華は深く考えることもなく“喜んで契約する”と答えてしまいますが、その瞬間、そこへ現れた朔が華を強引に連れ戻しにきました

しかし朔の目の前で「離婚を喜んで受け入れる」と言ってしまった華。

その無邪気さは朔を大きく傷つけ、彼は悲しげな表情を浮かべながら、抑えきれない感情を抱えて華へと迫ってきて・・・。

結界師の一輪華【15話】感想

第15話は、甘さと切なさがぎゅっと詰まった回だったと思います。

華が道端で二条院家の桐矢と桔梗に絡まれる場面は、読んでいて思わず息を呑みました。

落ちこぼれとして見下され、朔と別れるように迫られる華の立場は、とても胸が痛みます。

さらに「離婚すれば30億支払う」という桔梗の言葉に、あっさりと喜んで契約しようとする華。

その無邪気さや純粋さに、一瞬ハッとさせられると同時に、彼女の天真爛漫さが際立ちました。

しかし、そこへ現れた朔の存在が場面を一変させます。

華を連れ戻す彼の真剣な眼差しや、悲しげな表情は、読んでいるこちらの胸まで締め付けられるほど切なく、彼の深い愛情がひしひしと伝わってきました。

華が「喜んで離婚する」と言ってしまったことで、朔の悲しみや葛藤がさらに際立ち、二人の関係に緊張感が漂います。

甘いだけではない、複雑で生々しい感情のぶつかり合いが描かれていて、物語に引き込まれました。

この回で特に印象的だったのは、華の純粋さと朔の独占的な愛情が対照的に描かれているところです。

華はまだ子どもっぽい無邪気さを持ちながらも、自分の意志で行動する強さも見せていました。

一方で、朔の愛は時に過保護で、時に切なく、二人の関係に深みを与えています。

この絶妙なバランスが物語をさらに魅力的にしていると感じました。

第15話は、恋愛要素と緊張感、切なさと甘さが入り混じった回であり、華と朔の関係性の深まりを強く感じられる一話です。

読後、胸がキュッと締め付けられる感覚と、次への期待感が入り混じる、そんな回でした。

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