マンガネタバレ感想

踏んだり、蹴ったり、愛したり【23話】ネタバレ感想「ありたい自分にパワーアップ中」やっぱりただの“クズ”ではない

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マンガ「踏んだり、蹴ったり、愛したり」23話のネタバレ感想です。

前話あらすじ

関係性のことで悩み、友達へ相談します。そして泰とご飯に行く佳帆。いつもとは違って泰を誘ってみようとする佳帆ですが・・・。

ぺんぎん
ぺんぎん

佳帆の泰への気持ちに少しずつ変化が。

踏んだり、蹴ったり、愛したり【23話】ネタバレあらすじ

佳帆は、もしあのとき泰を止めなかったら・・・と、ふと考えてしまいます。

けれど「ただ場の空気に流されただけ」と自分に言い聞かせ、気持ちを切り替えて仕事に集中しようとしました。

外回りに出かけた先でも、泰に似た香りや後ろ姿を見かけるたびに、彼のことが頭をよぎってしまう佳帆。

そんな中、泰から「明日整体」とメッセージが届き、迷いながらも行くことするのです。

緊張したまま整体に向かうと、泰はそんな佳帆の様子にすぐ気づいてしまいます。

施術は想像以上に痛く、それどころじゃない状態になりますが、不意に頬へ触れられたことで、再び心がざわつく佳帆ですが・・・。

踏んだり、蹴ったり、愛したり【23話】感想

第23話は、佳帆の揺れる気持ちがとても丁寧に描かれていて、読んでいて胸が締めつけられるような感覚がありました。

その場の空気に流されただけ、と頭では理解しようとしながらも、心はそう簡単に割り切れない。

そんな複雑な心の揺れがとてもリアルで、大人の恋愛ならではのもどかしさを強く感じます。

外回り中にふとした匂いや後ろ姿で泰を思い出してしまうシーンは、本当に共感できる場面でした。

恋を意識していないつもりでも、ふとした瞬間にその人がちらついてしまうのって、誰にでもあることですよね。

しかも相手が泰のような、ちょっと掴みどころのないタイプだと、なおさら振り回されてしまう。

佳帆の戸惑いが伝わってきて、思わず「わかる〜!」と心の中でうなずいてしまいました。

そして何より印象的だったのが、整体のシーン。

泰から「明日整体」と連絡が来ただけで緊張してしまう佳帆もかわいらしいのですが、そんな彼女の変化をすぐに見抜いてしまう泰も、やっぱりただの“クズ”ではないなと感じました。

施術中の痛みに耐えながらも、不意に頬に触れられたときのドキッとする描写は、まさにこの作品の魅力が詰まった瞬間だったと思います。

ただ甘いだけじゃなく、少し距離があって、でも確実に惹かれている。

そんな大人ならではの恋のかたちがじわじわと進んでいて、続きが気になって仕方ありません。

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