マンガ「×××HOLIC・戻」66話のネタバレ感想です。
相性の悪い怪異が現れます
×××HOLIC・戻【66話】ネタバレあらすじ
風狸の性質はどうやら普段は蜘蛛を食べるようです。
その他にも、人間を食べることができるようですが、あまり美味しいとは感じていないとされているようです。
つまり、ここからわかることは、普段、蜘蛛を従者として連れているようなものは風狸と、ものすごく相性が悪いのです。
風狸は百目鬼が何をやっているかは既に調べが全てついているようでした。
風狸は百目鬼たちが探しているものは、すでに自分が持っていると言ってのけました。
四月一日はその子の偉い人の話を家で聞いていました。
四月一日は亡くなった人がなぜ自分の家に帰ってきて、いつも通りにしているのか、すでに理由はわかっているようです。
その理由は、魂。
魂と言うものは、当然ながら普段人間の中にあるものですが、それをひょんなことから落としてしまうと言う考え方が伝わっている地域もあるようです。
魂を落としてしまうと悪いことが起こったり、体に不調が起こるとされています。
つまり、魂を落としてしまった場合、もともとの魂の持ち主に返してあげないといけないと言うわけです。
これは亡くなった人だけの影響には及ばないと四月一日は伝えました。

エヴァンゲリオンみたいになってきたにゃん
×××HOLIC・戻【66話】感想
解決の糸口は既に見つかっていますが、本当に解決するまではまだまだ先が長いようです。
亡くなった人は帰ってきて、いつも通り生活している理由は魂が抜け落ちているからと言う説明がありました。
日常生活でもよく魂が抜けると言う言葉は耳にしたり使ったりしますよね。
今回は、この魂が抜けると言う語源について調べてみました。
魂が抜けるとは非常に驚いたり、怖がったり、ショックを受けたりして、魂が体から抜け出るように感じる様子を表す慣用表現です。
日本では、人間には「魂」が宿っており、強い衝撃や恐怖で一時的に魂が体から離れると信じられていました。
この辺の設定は、今回のエピソードにもそのまま使われているようです。
恐怖や驚愕で気絶しそうになる感覚を、魂が体から抜けるイメージで表現したもの。
古くは源氏物語などにも「魂の抜けるような恐怖」といった表現が見られるのが記録されています。
仏教の「抜苦与楽」(ばっくよらく)、苦しみを抜き、楽を与えるという言葉が、江戸時代に民間語として変形したと言う説もあります。
では、抜けた魂をどうやって元に戻すのかというのが今後の課題になりそうですね。

来月に続くにゃん

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